明治安田Jリーグ百年構想リーグが7日に開幕し、第1節が終了した。今大会はシーズン移行に伴う特別大会として開催され、各クラブは通常とは異なる大会フォーマットのもとでシーズンの第一歩を踏み出している。約4か月間にわたって行われる短期決戦の中で、好スタートを切った選手は誰なのか。今回は、第1節で印象的な活躍を見せた選手を紹介する。※スタッツは大会公式記録を参照。情報は2月10日時点。[4/5ページ]
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FW:エリキ
生年月日:1994年7月18日(31歳)
所属クラブ:FC町田ゼルビア
特別な大会で、特別なゴール。FC町田ゼルビアのエリキは、Jリーグの歴史にその名を刻んだ。
31歳のブラジル人アタッカーは、2019年に来日。パルメイラス(ブラジル)からの期限付き移籍で横浜F・マリノスの一員となった。
その後、中国でのプレーを経て、2023年に町田(当時J2)へ完全移籍で加入。2023シーズンはリーグ戦30試合で8ゴールを挙げるなど、クラブのJ1初昇格に大きく貢献した。
昨季はヴィッセル神戸に期限付き移籍していたが、今季は再び町田のユニフォームに袖を通している。
そんなエリキは、明治安田Jリーグ百年構想リーグで最初にゴールを記録した選手となった。
第1節のマリノス戦に先発出場した同選手は、8分、ボックス手前で味方からボールを受けると、相手のプレスをかわしてカットイン。左足で放った強烈なシュートは、反応した相手GKの手を弾く威力で、先制点となった。
これは2月6日(金)に開催された3試合の中で最速の得点であり、大会1号ゴールとして口火を切る一撃だった。
その後、16分にマリノスがPKで同点に追いつくが、町田は主導権を渡さない。
昌子源が前方に送ったロングボールに対し、マリノスの加藤蓮がGKへのバックパスで処理しようとした瞬間、エリキが激しいプレスで強襲。相手GKよりも先にボールに触り、追加点を奪った。
最終的に試合は3-2で終了し、アウェイの町田が開幕戦勝利を手にした。
77分までプレーしたエリキは、データサイト『Sofa Score』で評価点8.9を記録し、出場した全選手の中で最高のパフォーマンスと評価されている。

