
2026年Jリーグ補強評価ランキング【写真:Getty Images】
6日に開幕を迎えた明治安田J1百年構想リーグ。シーズン移行に伴う特別なレギュレーションのもと、各クラブはわずか半年間という限られた戦いに挑むことになる。今オフはそれぞれのクラブが明確な方針を掲げ、補強に動いた。即戦力の獲得で勝負に出るクラブもあれば、継続性やチーム力の底上げを重視する選択をしたクラブもあり、そのアプローチは実に多様だ。今回は、各クラブの補強内容を整理・分析し、戦力アップの度合いやチームへのフィット感を踏まえた独自の視点で評価し、ランキング形式で紹介していく。[1/5ページ]
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15位:ガンバ大阪

15位にランクインしたガンバ大阪【写真:Getty Images】
監督:イェンス・ウィッシング
主な獲得選手:植中朝日、満田誠、池谷銀姿郎など
補強評価ポイント:60点(C評価)
2023シーズンから指揮を執ったダニエル・ポヤトス監督との契約を終了し、ガンバ大阪は新たに、ドイツ人指揮官のイェンス・ウィッシング氏を迎えて百年構想リーグに臨む。
今オフの補強は、最小限にとどめつつ、現有戦力を軸にチーム全体の底上げを図る方針が明確に示された。
その中で、最大の補強と言えるのが満田誠の完全移籍だろう。
昨シーズン、サンフレッチェ広島から期限付き移籍で加入した満田は、合流直後から存在感を発揮。中盤の複数ポジションを高いレベルでこなし、すぐさまスタメンに定着すると、攻守の潤滑油として欠かせない存在となった。
タイトル奪還を目指すクラブにとっては、極めて重要な戦力と言える。
さらに、横浜F・マリノスからは、植中朝日を獲得。苦しいシーズンを送ったマリノスの中でもリーグ戦8ゴールを挙げた決定力は評価に値する。
しかし、キャンプ中のトレーニングで左膝内側半月板を損傷。先月30日に、手術を受けたことがクラブから発表された。
主力として期待されていただけに痛手ではあるが、復帰後の活躍に期待したいところだ。
そのほかの新戦力に目を向けると、池谷銀姿郎、吉原優輝の大学生組には注目が集まる。
いずれも大学3年生ながら今シーズンからの加入が内定しており、クラブが早期の戦力化も視野に入れていることがうかがえる。
パフォーマンス次第では、即戦力としての起用も十分に考えられるだろう。
一方で、唐山翔自、中野伸哉、中村仁郎といった復帰組にとっては、まさに勝負の半年となる。
限られた時間の中でいかにアピールできるかが、今後のキャリアを左右する重要な局面だ。
大きな選手の入れ替えがないからこそ、チームとしての成熟度と底上げが問われるシーズンとなる。
新指揮官のもと、ガンバはどのような進化を遂げるのか。