
2026年Jリーグ補強評価ランキング【写真:Getty Images】
6日に開幕を迎えた明治安田J1百年構想リーグ。シーズン移行に伴う特別なレギュレーションのもと、各クラブはわずか半年間という限られた戦いに挑むことになる。今オフはそれぞれのクラブが明確な方針を掲げ、補強に動いた。即戦力の獲得で勝負に出るクラブもあれば、継続性やチーム力の底上げを重視する選択をしたクラブもあり、そのアプローチは実に多様だ。今回は、各クラブの補強内容を整理・分析し、戦力アップの度合いやチームへのフィット感を踏まえた独自の視点で評価し、ランキング形式で紹介していく。[3/5ページ]
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13位:横浜F・マリノス

13位にランクインした横浜F・マリノス【写真:Getty Images】
監督:大島秀夫
主な獲得選手:井上太聖、近藤友喜、テヴィス、関富貫太など
補強評価ポイント:65点(B-評価)
昨シーズンの横浜F・マリノスは、泥沼の7連敗やシーズン中に2度の監督交代を経験するなど、クラブにとって試練の連続となった。
名門としては、不本意な結果に終わったからこそ、雪辱を期す今シーズンに懸ける思いは強い。
クラブはこのオフ、各ポジションに新戦力を加え、再出発への準備を進めた。
センターバックの即戦力として期待されるのが、昨シーズンにサガン鳥栖でJ2リーグ全38試合に出場した井上太聖だ。
23歳ながら安定感のある守備対応に加え、広いエリアをカバーできる運動量と足元の技術も評価が高い。
初挑戦となるJ1の舞台でも、最終ラインの軸となる可能性を十分に秘めている。
サイドでは、北海道コンサドーレ札幌から加入した近藤友喜がアクセントとなりそうだ。
昨シーズンは、J2でリーグ戦32試合に出場し、5ゴール6アシストを記録。得点関与率の高さに加え、果敢な仕掛けで局面を打開できる存在として、攻撃の活性化が期待される。
さらに注目を集めるのが、20歳のブラジル人アタッカー、テヴィスの存在だ。
ブラジルの名門クルゼイロから加入した逸材は、未知数な部分も多い一方で、ポテンシャルの高さは折り紙付き。
環境に順応し、本来の力を発揮できれば、攻撃陣に新たな変化をもたらすだろう。
また、大卒組にも楽しみな存在が揃う。
昨シーズン特別指定選手として、すでにトップチームデビューを果たしている関富貫太は、即戦力として計算できる存在だ。
加えて、中部大学から加入した樋口有斗も、大学時代に著しい成長を遂げた選手として評価されており、プロの舞台でどこまで通用するのか注目される。
各ポジションに新戦力が加わる中、昨シーズン途中から指揮を執る大島秀夫監督が、これらの選手をどのようにチームに組み込み、再建への道筋を描いていくのか。
その手腕が、今季のマリノスの行方を大きく左右することになりそうだ。