
2026年Jリーグ補強評価ランキング【写真:Getty Images】
6日に開幕を迎えた明治安田J1百年構想リーグ。シーズン移行に伴う特別なレギュレーションのもと、各クラブはわずか半年間という限られた戦いに挑むことになる。今オフはそれぞれのクラブが明確な方針を掲げ、補強に動いた。即戦力の獲得で勝負に出るクラブもあれば、継続性やチーム力の底上げを重視する選択をしたクラブもあり、そのアプローチは実に多様だ。今回は、各クラブの補強内容を整理・分析し、戦力アップの度合いやチームへのフィット感を踏まえた独自の視点で評価し、ランキング形式で紹介していく。[5/5ページ]
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11位:鹿島アントラーズ

11位にランクインした鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】
監督:鬼木達
主な獲得選手:林晴己、大川佑梧、元砂晏翔仁ウデンバ、吉田湊海
補強評価ポイント:70点(B評価)
昨シーズン、9年ぶりとなるリーグ制覇を成し遂げた鹿島アントラーズ。王者として迎えた今オフは、大きな変動とは無縁の落ち着いた時間となった。
主力の流出はほとんどなく、タイトルを獲得した戦力をそのまま維持できたことは、優勝を目指すうえで何よりの収穫と言えるだろう。
新たにチームに加わったのは5名。他クラブからの即戦力補強は行わず、大卒組が2名、ユースからの昇格が3名というフレッシュな構成となった。
その中で注目を集める存在が、明治大学から加入した林晴己だ。
開幕節のFC東京戦では、数的不利という難しい状況の中で後半からピッチに立ち、早くもデビューを果たした。
強力な個性が揃う鹿島の攻撃陣の中で、ポジションを掴むためには、1年目からのフル回転が求められる。
即戦力としてどこまで存在感を示せるかが、大卒ルーキーとしての評価を左右しそうだ。
ユース昇格組に目を向けても、将来性豊かなタレントが揃う。
大川佑梧は、185cmという長身に加え左利きのセンターバックという希少な価値を誇る。U-18世代における主要大会3冠を達成したチームのキャプテンは、層の厚い最終ラインのポジション争いに挑む。
同じくセンターバックの元砂晏翔仁ウデンバも注目株の一人だ。
FIFAU-17ワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した経験を持つ逸材で、スケール感のあるプレーは大きな可能性を感じさせる。
さらに、昨年4月のJ1リーグ第13節・横浜FC戦でクラブ史上最年少デビューを飾った吉田湊海も、将来を嘱望される存在である。
日本クラブユースサッカー選手権で2年連続得点王に輝いた実績を引っ提げ、プロの舞台でどこまで通用するのか注目だ。
昨季のベースに、若い力がどこまで上積みできるか。今季も鹿島が地域リーグラウンドEASTの優勝候補筆頭に挙げられるだろう。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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