
2026年Jリーグ補強評価ランキング【写真:Getty Images】
6日に開幕を迎えた明治安田J1百年構想リーグ。シーズン移行に伴う特別なレギュレーションのもと、各クラブはわずか半年間という限られた戦いに挑むことになる。今オフはそれぞれのクラブが明確な方針を掲げ、補強に動いた。即戦力の獲得で勝負に出るクラブもあれば、継続性やチーム力の底上げを重視する選択をしたクラブもあり、そのアプローチは実に多様だ。今回は、各クラブの補強内容を整理・分析し、戦力アップの度合いやチームへのフィット感を踏まえた独自の視点で評価し、ランキング形式で紹介していく。[5/5ページ]
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16位:ジェフユナイテッド千葉

16位にランクインしたジェフユナイテッド千葉【写真:Getty Images】
監督:小林慶行
主な獲得選手:津久井匠海、天笠泰輝、石尾陸登、松村拓実など
補強評価ポイント:56点(C評価)
昨シーズン、J1昇格プレーオフを勝ち抜き、17年ぶりに国内トップリーグの舞台へと返り咲いたジェフユナイテッド千葉。長い低迷期を経て、つかみ取った悲願の昇格に、サポーターの期待は大きく膨らんでいる。
久々のJ1挑戦を見据え、今オフの千葉は大規模な入れ替えではなく、必要なポジションに絞ったピンポイント補強を敢行。戦力の上積みと同時に、チームのバランスを重視した編成が際立った。
中でも注目を集めるのが、RB大宮アルディージャから獲得した津久井匠海だ。
昨シーズンは、水戸ホーリーホックで主力としてプレーしながら、6月に大宮へ移籍。J1昇格プレーオフ準決勝では、フクダ電子アリーナで行われた千葉戦にも出場しており、その直後の加入には少なからず波紋も広がった。
しかし、J2で見せてきた安定したパフォーマンスは高く評価されており、J1の舞台に挑むだけのポテンシャルを十分に備えた選手であることは間違いない。
中盤には、昨シーズン大分トリニータで、リーグ戦全試合に出場した天笠泰輝を獲得。さらに、ベガルタ仙台で存在感を放っていた左サイドバックの石尾陸登も加わり、J2で確かな実績を残してきた3選手には大きな期待が寄せられている。
また、唯一の大卒新加入となったのが、鹿島アントラーズ所属の松村優太を兄に持つ松村拓実だ。
昨季の関東大学リーグ2部では得点王とアシスト王の二冠を獲得。高い得点感覚を武器とするアタッカーが、いきなりJ1という厳しい舞台でどこまで通用するのか注目される。
今オフの補強組にJ1経験者がいない点は、不安材料として挙げられるかもしれない。
しかしその一方で、百年構想リーグで求められる強度やスピードに順応し、夏から始まる新シーズンまでに“J1仕様”へとチームをアップデートできれば、十分に戦える土台は整いつつある。
17年ぶりの舞台で、千葉がどのような戦いを見せるのか。その一歩一歩が、クラブの新たな歴史を刻んでいくことになるだろう。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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