
実況泣かせ!? Jリーグ、同一チームでプレーした同姓同名コンビ【写真:Getty Images】
明治安田J1百年構想リーグの開幕節で珍しいことが起きた。FC東京対鹿島アントラーズの一戦で、2人の「はしもと・けんと」が同じタイミングで途中出場を果たしたのである。まさに実況泣かせだった。では、彼らを含め、Jリーグで同姓同名の選手が同一クラブでプレーした例はいくつあるのか。見ていこう。
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田中雄大×田中雄大(たなか・ゆうだい)

GK田中雄大(左)DF・MF田中雄大(右)【写真:Getty Images】
同一所属先:ブラウブリッツ秋田
該当シーズン:2020シーズン
FC東京の“Wハシモト”以上のシンクロ度だったのが、2020シーズンにブラウブリッツ秋田で共闘した“2人の田中雄大”だ。
このコンビは名前の読みだけでなく、漢字表記も完全に一緒。ゴールキーパー(GK)を務める田中雄大が2019年12月26日にSC相模原から完全移籍加入したことで、世にも珍しい完全一致の同姓同名コンビが誕生した。
GKの田中雄大は青森山田高等学校、桐蔭横浜大学を経て、2018シーズンより相模原へと加入。同クラブではサッカー日本代表のレジェンドである川口能活とのポジション争いを制するなど、著しい飛躍を見せた。
2020シーズンに秋田へと活躍の場を移した際、ゴールに鍵をかける守護神は“もう1人の田中雄大”と出会うことになる。
左サイドハーフ(MF)や左サイドバック(SB)でのプレーを得意とした田中雄大は滋賀県立野洲高等学校、関西大学を経て、2011シーズンに川崎フロンターレへと加入している。
その後は水戸ホーリーホックやヴィッセル神戸などでプレーし、2019シーズンにはGKの田中雄大より1年早く秋田に完全移籍で加入した。
両選手が秋田でともにプレーしたのは2020シーズンの半分のみ。MFおよびSBの田中雄大が同シーズン限りで退団(2021年1月に引退)したため、コンビは早々に解散となった。
GKの田中雄大は2022シーズンまで秋田に在籍し、現在はサンフレッチェ広島でプレー。大迫敬介という強力なライバルとレギュラーの座を争っている。