
Jリーガーを多く輩出する街のスタジアム【写真:Getty Images】
現在、Jリーグに加盟するクラブは日本全国に60チームある。依然としてプロクラブが存在しない都道府県もあるが、今やほとんどの主要都市がサッカーチームを持っている。では、現役のトップJリーガーを最も多く輩出しているのはどの都道府県なのか。今回はJ1クラブに所属するプロサッカー選手の出身地域をランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
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8位:福岡県

アビスパ福岡のサポーター【写真:Getty Images】
選手数:22人
代表的な選手:濃野公人、井手口陽介など
本山雅志や大久保嘉人、平山相太らかつて日本代表で活躍した選手たちを輩出してきた福岡県。九州における人口最多の同県は、今日においても冨安健洋など日本代表トップクラスのタレントを送り出している。
現役Jリーガーとして、鹿島アントラーズの濃野公人やヴィッセル神戸の井手口陽介らが第一戦で活躍しているところだ。
県内にはアビスパ福岡とギラヴァンツ北九州の2つのプロクラブが本拠地を置いており、各世代別の日本代表として活躍してきた冨安はアビスパの育成組織出身である。
高校サッカーにおいても同県の絶対的存在・東福岡高等学校や、台頭著しい飯塚高等学校などがしのぎを削っている。
東福岡は、高校世代最高峰の戦いである高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグから2025年に降格が決定したが、アビスパU-18は来季も同カテゴリーにとどまる。
強豪が県内各所にひしめくが、福岡県の懸念点はその盛り上がりをプロシーンに繋げられていないことだ。
アビスパの本拠地・ベスト電器スタジアムの2025シーズンにおけるリーグ平均観客数は10,031人。J1平均が21,246人であると考えると、半分以下の規模だ。
同年に6年連続のトップカテゴリー残留を果たしていることから、強さは十分に示せているように見える。
今後も福岡に住む子供たちの選択肢の中にサッカーがあり続けるためにも、プロチームの人気獲得は不可欠だろう。
アビスパだけでなく、北九州もまずはJ2昇格を目指して矜持を見せたいところだ。