現在、Jリーグに加盟するクラブは日本全国に60チームある。依然としてプロクラブが存在しない都道府県もあるが、今やほとんどの主要都市がサッカーチームを持っている。では、現役のトップJリーガーの輩出数が少ない都道府県はどこなのだろうか。今回はJ1クラブに所属するプロサッカー選手の人数が少ない都道府県をランキング形式で紹介する。※本記事はJリーグ選手名鑑をもとに作成しています。[3/5ページ]
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8位:7人
都道府県:宮崎県、鹿児島県
代表的な選手:名和田我空、河野貴志、大迫敬介、大迫勇也
2026年の明治安田J1百年構想リーグにおいて、出身者が7名ずつ登録されているのが宮崎県と鹿児島県の2県だ。
九州南部に位置する両県。人口は、鹿児島県が全国24位、宮崎県が35位。鹿児島県は人口100万人あたりのJ1リーガー輩出数が全体平均の約4.86人をやや下回る約4.41人となっている。
宮崎県は6.54人で、平均を大きく上回った。
両県に共通するのは、地元にJ1クラブを持たない点だ。宮崎県にはテゲバジャーロ宮崎、鹿児島県には鹿児島ユナイテッドFCがあるものの、J1のトップクラブは存在しない。
一方で、高校サッカーの名門校が存在するという共通点がある。
宮崎県出身者では、河野貴志(ジェフユナイテッド千葉)が鵬翔高等学校で2012年度の高校サッカー選手権大会で優勝した。
名和田我空(ガンバ大阪)は中学から隣県・鹿児島県の神村学園へ進み、高校サッカー界のスターとしてJ1へと羽ばたいた。
鹿児島県では、大迫勇也(ヴィッセル神戸)が鹿児島城西高等学校で高校サッカー選手権大会得点王になるなどゴールを量産し、そのまま鹿島アントラーズでプロの門を叩いた。
大迫敬介(サンフレッチェ広島)は高校からサンフレッチェ広島のユースに加入したが、鹿児島県は有力選手を輩出する土壌があると言えそうだ。
ちなみに、日本サッカー界を代表するこの二人をはじめ、鹿児島県には「大迫」姓が非常に多いのも地域的な特徴だ。

