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J1 14時間前

“忘れられない光景”で奪った価値ある一撃。それでもジェフ千葉、津久井匠海が「まだまだこんなものじゃない」と思うわけ【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

ジェフ千葉、津久井匠海
ジェフユナイテッド千葉の津久井匠海【写真:Getty Images】



 明治安田J1百年構想リーグEAST第3節が22日に行われ、ジェフユナイテッド千葉は水戸ホーリーホックにPK戦の末敗れた。J1復帰後、またしても勝利を手にできなかった千葉。しかし、そのなかで存在感を強めているのが津久井匠海だ。古巣との一戦で決めた一撃は、チームにとって待望の今季初ゴールであると同時に、自身の現在地を示すものでもあった。成長を続ける背番号8は、すでにその先を見据えている。(取材・文:石田達也)[2/2ページ]
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「PK戦でも負けは負け」

ジェフ千葉、津久井匠海
ジェフユナイテッド千葉の津久井匠海【写真:Getty Images】

 後攻の千葉は、DF髙橋壱晟が1番手を務めたが、右足で放ったボールは無情にもクロスバーを超えてしまう。

 その後、2番手から4番手までは連続して成功させたものの、水戸は5人全員が成功。結果、千葉は3-5で敗戦となった。

 本来のリーグ戦であれば引き分けという形で、勝ち点1で終わっている状況だが、今大会のレギュレーションにより90分間で決着がつかなければPK戦となる。

 仮にPK戦に負けても勝ち点1は転がってくるとはいえ「負け」が生み出す空気や雰囲気はチームに重い足かせをつけることにもつながる。



 津久井は「90分で勝ち切らなければいけない試合でした。PK戦でも負けは負けなのでモヤモヤしています。悔しいですが、次の試合もあるので今から準備していきたいです」と、うつむくことなく前を見据えた。

 今の千葉に必要なものは90分間での勝利だ。この日の試合が自分たちの経験値となり、チームとして成長していく姿が求められる。

 J1の舞台で戦う津久井が得た糧、新たな覚悟は次節以降、必ずや実を結ぶに違いない。

(取材・文:石田達也)

【著者プロフィール:石田達也】
千葉県出身。浦和や千葉を中心にJリーグやアマチュアスポーツまで幅広く取材。サッカー専門誌、地域情報誌などにも多数寄稿。「職業サッカークラブ社長」(ベースボール・マガジン社)などの書籍編集を担当。「浦和ACL戦紀」(ELGOLAZO BOOKS)共著がある。

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【了】

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