明治安田J1百年構想リーグは第3節を終えた。今大会は約4か月間にわたる短期決戦で、現行の春秋制から8月開幕の秋春制へ移行するための重要な節目となるシーズンだ。そのため、大会終了後には欧州と同様に夏の移籍市場がスタートする。そこで今回は、シーズン終了後に海外挑戦へ踏み出す可能性を秘めた選手を紹介する。※本記事のスタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照[3/5ページ]
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FW:鈴木章斗(すずき・あきと)
生年月日:2003年7月30日(22歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
今季リーグ成績:3試合1ゴール1アシスト
鈴木章斗はサンフレッチェ広島から世界へと飛び立つかもしれない。
現在22歳の鈴木は阪南高校出身。2022年に湘南ベルマーレに加入すると、在籍3年目となった2024年に公式戦37試合12ゴール1アシストと好成績を残し、点取り屋の仲間入りを果たした。
昨季は背番号10のユニフォームを着用し、チームの主将として公式戦46試合に出場。13ゴール4アシストと、2季連続の2桁得点を達成した。
ただ、残念ながら湘南はJ2降格が決定。鈴木の去就に注目が集まる中、広島が争奪戦を制した。
広島は今季から新たにバルトシュ・ガウル監督を招へい。ミヒャエル・スキッベ前監督は非常に強力なチームを作り上げたが、いずれのシーズンもリーグ優勝にあと一歩届かなかった。
鈴木の獲得は、昨季得点力不足に悩んだ広島にとって、優勝までのあと一歩を埋める補強になるだろう。
大きな期待を受けて加入した若きストライカーは、既にその期待に応えるパフォーマンスを見せている。
鈴木は第1節のV・ファーレン長崎戦で移籍後初ゴールを記録すると、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のジョホール・ダルル・タクジム戦でも2ゴールをマーク。第2節のファジアーノ岡山戦ではヒールパスでジャーメイン良のゴールをアシストした。
加入直後から攻撃の主軸として数字に残る活躍を披露しており、その実力は全てのJリーグのファン・サポーターが認めているはずだ。
この調子を維持したまま、さらに得点を量産することができれば、海外挑戦は既定路線となるだろう。
来夏、鈴木がプレーしている場所は果たして…。

