明治安田J1百年構想リーグは第3節を終えた。今大会は約4か月間にわたる短期決戦で、現行の春秋制から8月開幕の秋春制へ移行するための重要な節目となるシーズンだ。そのため、大会終了後には欧州と同様に夏の移籍市場がスタートする。そこで今回は、シーズン終了後に海外挑戦へ踏み出す可能性を秘めた選手を紹介する。※本記事のスタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照[5/5ページ]
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DF:キム・テヒョン
生年月日:2000年9月17日(25歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
今季リーグ成績:3試合1ゴール1アシスト
まさに左の要塞だ。キム・テヒョンは鹿島アントラーズで着実に進化を続けている。
現在25歳のキムは、2019年に蔚山現代(韓国)でプロデビューを飾った。
2022年には、同クラブから期限付き移籍という形でベガルタ仙台に加入し、初来日。2024年はサガン鳥栖、2025年からは鹿島でプレーしている。
加入1年目の昨季は、関川郁万の負傷離脱もあり、シーズン途中から定位置を掴み、植田直通とのセンターバックコンビは鬼木達監督のファーストチョイスであり続けた。
最終的にリーグ戦30試合に出場し、クラブにとって9回目となるJ1制覇に貢献している。
もともと韓国の年代別代表で国際舞台の経験を積んできたキムだったが、鹿島加入後にA代表招集を経験。2025年6月に行われたE-1サッカー選手権で、第2戦の香港代表戦でデビューを果たした。
そんな韓国代表DFは、今季も安定感あるパフォーマンスを披露している。
開幕節のFC東京戦では、選手の退場によって鹿島は41分から10人で戦うことを強いられた。
FC東京が数的優位をいかして勢いづく中、同選手は前半アディショナルタイムにコーナーキックからゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。
その後は植田やGK早川友基とともに粘り強くFC東京の攻撃を防ぎ続け、試合は1-1で90分が終了。特別ルールによるPK戦では敗れてしまったものの、キムの活躍が勝ち点1をもたらしたと言っても過言ではない。
まだシーズンは始まったばかりだが、キムらが守る鹿島のゴールマウスはまさに鉄壁の仕上がりとなっている。
持ち上がりやフィードといった攻撃面への貢献もあり、リーグトップクラスの守備陣と言える。
25歳とまだ伸びしろを残す年齢であり、キムはやがてJリーグから羽ばたく存在になるかもしれない。
今夏に国外クラブが触手を伸ばしても不思議ではないだろう。
【著者プロフィール:編集部】
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