
大卒Jリーガーたち【写真:Getty Images】
ヨーロッパと比較した日本サッカーのユニークな点は、大学サッカーの存在だ。高校卒業の時点でプロ契約を結ばず、大学で研鑽を積んでからキャリアを歩み始める選手も多い。今回は、2026年のJリーグ全60クラブに所属する選手を対象に、出身大学を調査。その中でも特に現役Jリーガーを輩出してきた大学をランキング形式で紹介する。※本記事はJリーグ選手名鑑をもとに作成しています。[4/6ページ]
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2位:流通経済大学

流通経済大学出身のジャーメイン良【写真:Getty Images】
選手数:56人
代表的な選手:佐々木旭、宮本優太、ジャーメイン良など
大学サッカーの存在感が大きい日本においても、“高大一貫”の育成に再現性がある大学は少ない。
その中で、茨城県の強豪・流通経済大学は異彩を放っている。
高校サッカー界においても名門として広く知られている流通経済大学付属柏高等学校から内部進学のルートもあり、7年間で多数の選手がその才能を開花させてきた。
高校時代から高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEAST優勝をはじめさまざまなタイトルを獲得してきたジャーメイン良も流経大柏から同大学に進み、2年次から全日本大学選抜に選出。4年次の2017年には翌シーズンからのベガルタ仙台加入が内定していた。
現在浦和レッズで活躍する宮本優太もこの道を進んでおり、2017年度はキャプテンとして流経大柏を全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝に導いている。
なお、宮本と同期の菊地泰智も同じルートで共に研鑽を積んできた。2人は1年次からレギュラーとして活躍し、卒業後の未来をプロサッカー選手として歩んでいる。
宮本は高校までボランチとして名をはせた選手だ。大学サッカーを経てサイドバックに開眼し、今や浦和の最終ラインからチームを統率するセンターバックだ。
171cmと、センターバックとしては極めて小柄だが、その影響を補って余りある存在感を放っている。
DFとして成長する機会を得られたのが大学時代と考えると、その期間が有意義なものであると改めて分かる。
そしてこの瞬間にも、流経大で自身の才能に気付く選手がいるかもしれない。