
大卒Jリーガーたち【写真:Getty Images】
ヨーロッパと比較した日本サッカーのユニークな点は、大学サッカーの存在だ。高校卒業の時点でプロ契約を結ばず、大学で研鑽を積んでからキャリアを歩み始める選手も多い。今回は、2026年のJリーグ全60クラブに所属する選手を対象に、出身大学を調査。その中でも特に現役Jリーガーを輩出してきた大学をランキング形式で紹介する。※本記事はJリーグ選手名鑑をもとに作成しています。[3/5ページ]
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8位:福岡大学

福岡大学出身の永井謙佑【写真:Getty Images】
選手数:32人
代表的な選手:永井謙佑、井上健太、山﨑凌吾など
直近10年間における九州大学サッカーリーグ1部で比類なき強さを誇る福岡大学。最低順位は5位(2016年)で、それ以外はすべて2位以上でフィニッシュしている。2022年からは同リーグ4連覇中だ。
卒業生の顔ぶれも逸材が揃っており、元サッカー日本代表の永井謙佑や、J1で活躍する井上健太や山﨑凌吾も同大学の出身者だ。
4連覇中のチームからもプロ入りを果たす選手は多く、2025年には橋本悠がアビスパ福岡に、2026シーズンから山田陽介がFC今治へ加入した。
現在10番を背負う合戸晴矢は2027年からサガン鳥栖への加入が決まっている。
2024年から特別指定選手だった橋本は、正式加入直後から出番を確保。2025シーズンのJ1では25試合に出場して3アシストを記録した。
今季は右のウイングバックとして開幕2試合でスタメン起用されている。
鳥栖で活躍が期待される合戸は、高校時代から福岡大学の附属校で活躍していた選手だ。
福岡大学附属若葉高等学校から同大学に進学し、7年間にわたり関連校の指導を受けてきた。
なお、同大学の公式サイトによれば、合戸は福岡大若葉出身の選手としては史上初のJリーガーだという。
また、今季は特別指定選手として登録されており、今年から公式戦の出場が可能だ。
同選手がプロ選手として成功した暁には、高大一貫というユニークな育成もフォーカスされるかもしれない。
今後の育成論の観点からも、福岡大の10番の活躍に要注目だ。