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「大きな高揚感が国全体に」欧州CLのイタリア勢全滅を回避!決勝T進出で唯一の希望へ「“セリエAのボデ”のような存在だ」

text by 編集部 photo by Getty Images

アタランタ
ボルシア・ドルトムントを下したアタランタ【写真:Getty Images】



 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)プレーオフ2ndレグ、アタランタ対ボルシア・ドルトムントの試合が現地時間25日に行われ、アタランタが4-1の勝利を収めた。この結果、アタランタが2戦合計4-3で奇跡の逆転突破を実現させている。イタリア勢全滅の危機を回避し、国民の誇りを守り抜いたと、英メディア『BBC』が25日に報じている。

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ユベントスら敗退も、アタランタが生き残る

 前日までの時点で、セリエA王者のナポリがグループステージで敗退。インテルがノルウェー1部のFKボデ/グリムトにシーズンダブルを喫し、プレーオフで姿を消した。

 そして、プレーオフの1stレグではユベントスがガラタサライに2-5、アタランタがボルシア・ドルトムントに0-2で黒星を喫していたため、決勝トーナメント進出が絶望的だった。

 欧州最高峰の大会でベスト16による決勝トーナメントが再導入された2003/04シーズン以降、少なくとも1クラブは必ずイタリア勢が勝ち上がってきており、全滅となれば史上初となる。

 その窮地を救ったのが、青黒のユニフォームを纏うアタランタだ。

 3点先取した後に1点返されるも、終了間際にPKを獲得し、ラザール・サマルジッチがゴールを決めて土壇場で勝利を収めている。

 インテルやユベントスといったセリエAの名門クラブに比べれば、まだアタランタは新興クラブとも言える。

 CL初出場は2019/20シーズンで、ベスト16進出はこれで3度目。最高成績は初出場時のベスト8だ。



 2023/24シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)を制したが、直近2度のCLでは決勝トーナメントに進めていない。

 過去にCLで2点差をひっくり返した経験はなく、絶望の淵に立たされた状況でドルトムント戦を迎えた。

 それが終わってみれば4得点のゴールラッシュ。

 ナポリ、インテル、ユベントスが崩れ去る中で、アタランタだけが生き残っている。

 それを踏まえ、同メディアに出演した元プロサッカー選手のカーティス・デイヴィス氏は「今やアタランタはイタリアサッカーの寵児だ」と主張。

 また、欧州サッカー専門家のジェームズ・ホーンキャッスル氏は「多くの意味でセリエAのFKボデ/グリムトのような存在だ。

 8年前までは昇降格を繰り返すクラブだったが、欧州タイトルを獲得し、コッパ・イタリア決勝に3度進み、CLでも地位を確立した」と評価している。

 さらに、ニッキー・バンディーニ記者は「この逆転劇は、イタリアサッカーにとって重要だ。

 ユベントスやインテルよりも、伝統的なビッグクラブではないアタランタの方が、より大きな高揚感を国全体にもたらす」と語っている。

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