
欧州下部組織でプレーする日本の超逸材5人【写真:Getty Images】
多くの日本人選手が欧州トップレベルでプレーしているが、それと同じくらいに欧州下部組織でプレーする選手も多い。Jリーグでプレーすることなく海を渡る選手もいれば、幼少期から海外で過ごす選手もいる。今回は、欧州クラブの下部組織でプレーする主な日本人選手を紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』を参照しています[2/5ページ]
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MF:花城琳斗(はなしろ・りんと)

フランクフルトのユニフォーム【写真:Getty Images】
生年月日:2005年9月12日(20歳)
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルトII(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト
逸材を次々と生み出すことで有名なJFAアカデミー福島の“卒業生”において、アイントラハト・フランクフルトII(ドイツ5部相当)でプレーする20歳の花城琳斗は世代屈指の出世頭となる可能性を秘めている。
JFAアカデミー福島U-15、U-18に在籍した花城は、抜群のテクニックを武器に創造性豊かなプレーを得意とする選手だ。
常にゴールを意識したファーストタッチ、広い視野を確保しているからこそ出せる決定的なパス、そして的確にゴールを射抜く正確無比なシュート。攻撃的ミッドフィルダーとして必要な要素を高次元で備えているのが花城という男だ。
2023年3月の欧州遠征でシュトゥットガルトと対戦した際に、花城は2得点2アシストをマーク。同クラブから興味を持たれ、2024年1月に移籍が実現した。
所属したシュトゥットガルトIIは2023/24シーズンに3. リーガ(ドイツ3部リーグ)昇格を果たしたものの、花城は出場機会を得られず苦戦。ベンチ外が続き、リーグ戦3試合の出場にとどまった。
出場機会を求めた花城が2025年7月に加入したのはフランクフルトだった。
獲得を推薦したと伝えられているのは、フランクフルトIIのアシスタントコーチを務める長谷部誠氏(ドイツメディア『fussball.news』より)。
元サッカー日本代表のレジェンドが認めた逸材はヘッセンリーガ(ドイツ5部リーグ相当)で持ち前の技術をいかんなく発揮しており、ボランチとして8試合に出場している。
とはいえ、花城はいまだポテンシャルの半分も出していない状態と言っていい。
“完全覚醒”のその先には、長谷部氏が長年プレーしたトップチームの光景が広がっている。