
欧州下部組織でプレーする日本の超逸材5人【写真:Getty Images】
多くの日本人選手が欧州トップレベルでプレーしているが、それと同じくらいに欧州下部組織でプレーする選手も多い。Jリーグでプレーすることなく海を渡る選手もいれば、幼少期から海外で過ごす選手もいる。今回は、欧州クラブの下部組織でプレーする主な日本人選手を紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』を参照しています[4/5ページ]
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MF:ニック・シュミット

ザンクトパウリのニック・シュミット【写真:Getty Images】
生年月日:2007年9月12日(18歳)
所属クラブ:ザンクトパウリII(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:19試合0得点3アシスト
ドイツ生まれドイツ育ちのニック・シュミットもまた、日本サッカーの未来を背負って立つ可能性を秘めた選手だ。
ザンクトパウリII(ドイツ)で主力を張る18歳の逸材ミッドフィルダー(MF)は、サッカー日本代表の偉大な先輩たちに追いつこうと研鑽を積んでいる。
日本人の母とドイツ人の父を持つシュミットは、7歳の時からザンクトパウリに所属している。
守備力と展開力に秀でた“6番”タイプであり、日本代表で言えば遠藤航と田中碧を掛け合わせたような特性を持つ。
実際に、2025/26シーズンのレギオナルリーガ・ノルト(ドイツ4部リーグ)ではボランチや2シャドーの一角でプレー。19試合で3アシストをマークしており、“ゴールに関与できるMF”であることを証明している。
主戦場はセカンドチームだが、シュミットは2025年9月にクラブとプロ契約を締結している。
トップチームでもベンチ入りを果たしており、檜舞台に立つ瞬間はもうすぐ先に迫っていると言っていい。
そのトップチームには日本代表の藤田譲瑠チマが在籍しており、ポジションや役割が似通っているシュミットからすれば良いお手本になるだろう。
シュミットには生まれ育ったドイツで代表チーム入りを目指す選択肢もあった。しかし、最終的に選んだのは母の故郷・日本での代表入り。
すでにU-20日本代表でのプレーを経験しており、長短のパスや前線への飛び出し、180cmの長身を活かした当たり負けしないフィジカルの強さをチームに還元している。
このままザンクトパウリのトップチームでも主力を掴み取れば、いよいよA代表への道も見えてくる。