コッパ・イタリア(イタリア杯)準決勝1stレグ、コモ1907対インテルの試合が現地時間3日に行われる。それに先駆け、コモを率いるセスク・ファブレガス監督が、ある秘策を打ち立てた。それはインテルにシーズンダブルを成し遂げたノルウェー1部のFKボデ/グリムトを徹底的に研究するというものである。そして、インテルにも弱点があることを、同氏は突き止めた。
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コモ、強敵インテルに立ち向かう
今季のインテルはセリエAで圧倒的な強さを見せ、第27節が終了した時点で22勝1分4敗の勝ち点67で首位を独走している。
イタリア国内では敵なしといった状況だが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ではボデにコテンパンにされ、2戦合計2-5で敗退する屈辱を味わった。
決してボデを見下していたわけではないが、快進撃を続けるボデの勢いが優ったのである。
ただ、勢いがあるだけではない。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ボデは先進的な栄養管理、若手中心の育成モデル、科学的アプローチに力を入れているという。
例えば、食事管理はノルウェーのプロサイクリングチームであるウエノックス・モビリティから着想を得て、食事による身体的ストレスの予防や回復法を取り入れているようだ。
セスク監督は以前からボデの取り組みに着目し、その進化版とも言える形で、コモに食事管理アプリ、大型スクリーン、ドローンを導入している。
コモの選手たちには専用アプリが支給され、オフの日でもスタッフが食事内容を管理・アドバイスできる体制が整っている。
そして、練習場には大型スクリーンが設置されており、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで映し出し、選手間の距離感やポジショニング、スペース管理をその場で修正できるようなトレーニング手法を確立した。
先週金曜日には、コモ側がボデのスタッフたちをランチに招き、未来志向のビジョンを共有したり、意見交換を行ったとのこと。
インテル戦へ向けてセスク監督は「チームのコンディションは良く、回復も順調だ。
この試合に向けては、細部まで注意を払いながら準備してきた。
相手はリーグ最強のチームであり、最高レベルの選手が揃っている。
私たちは彼らの強みを十分に理解しているが、同時にどのチームにも存在し得る小さな弱点を見極め、そこを突いていく準備もできている。
強い覚悟を持って臨みたい」と、意気込みを語っている。
