明治安田J1百年構想リーグは第4節までを終えた。徐々に好不調の明暗が分かれ、上位と下位の顔ぶれも見え始めている。好調なクラブがある一方で、期待とは裏腹に苦しい滑り出しを強いられているクラブも少なくない。そこで今回は、序盤戦で“期待外れ”となっているクラブを紹介する。[1/5ページ]
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アビスパ福岡
監督:塚原真也(暫定)
J1百年構想リーグ成績:0勝1分3敗(PK勝利1)
J1百年構想リーグ順位:10位(WEST)
アビスパ福岡は、J1百年構想リーグで厳しい船出となっている。
福岡は1月4日付で金明輝監督との契約を解消。クラブは、同監督にコンプライアンスに抵触する行為が確認されたと説明した。
当面は塚原真也ヘッドコーチが暫定的にトップチームの指揮を執ることも併せて発表された。
就任2年目を迎えようとしていた指揮官の電撃退任は、チームに大きな衝撃を与えた。同月12日からは宮崎キャンプを控えており、開幕準備の最終局面でトップが交代する異例の事態。シーズン前から不穏な空気が漂った。
その影響はピッチ上にも及んでいるかもしれない。
塚原暫定体制で臨んだ第1節のファジアーノ岡山戦(1-1)はPK戦を制し勝ち点2を獲得。しかし、第2節のセレッソ大阪戦(0-2●)、第3節の京都サンガF.C.戦(0-2●)、第4節のヴィッセル神戸戦(1-2●)と3連敗を喫した。
開幕戦以降は勝ち点を積み上げられず、現在はWEST最下位に沈んでいる。
最大の課題は得点力不足だ。90分間で奪ったゴールはわずか2得点で、いずれもセットプレーからのもの。
まずはオープンプレーから1点を奪うことが、攻撃の立て直しに繋がるはずだ。
前述したピッチ外の問題によって、クラブ、スポンサー、そしてサポーターの関係性にも少なからず影響が生じたように映る。
だからこそ、チームの立て直しこそが前進への第一歩となるだろう。

