明治安田J1百年構想リーグは第4節までを終えた。徐々に好不調の明暗が分かれ、上位と下位の顔ぶれも見え始めている。好調なクラブがある一方で、期待とは裏腹に苦しい滑り出しを強いられているクラブも少なくない。そこで今回は、序盤戦で“期待外れ”となっているクラブを紹介する。[2/5ページ]
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ジェフユナイテッド千葉
監督:小林慶行
J1百年構想リーグ成績:0勝2分2敗(PK敗北2)
J1百年構想リーグ順位:10位(EAST)
今季のJ1が特別な理由は、百年構想リーグという特別フォーマットで開催されているからだけではない。
Jリーグ発足時の「オリジナル10」が、21年ぶりにJ1の舞台へ再集結したことも大きなトピックだ。
その最後のピースとなったのがジェフユナイテッド千葉である。
2010年からJ2で戦ってきた千葉は、昨季の成績によりJ1昇格を決め、今季は17年ぶりにトップカテゴリーへ帰還した。
長年Jリーグを見守ってきたファンにとって、この再結集は感慨深い出来事だろう。
しかし、“あるべき場所”に戻ってきた千葉は厳しい現実に直面している。
第1節の浦和レッズ戦(0-2●)に敗れると、第2節の川崎フロンターレ戦(0-0)、第3節の水戸ホーリーホック戦(1-1)はいずれもPK戦で黒星。第4節のFC町田ゼルビア戦(1-2●)にも敗れ、PK戦で得た勝ち点2はあるものの、開幕から白星がない状況が続いている。
もっとも、昇格組が序盤に苦戦するのは珍しいことではない。90分間の結果に限れば4試合で2分2敗と、極端に悲観すべき内容ではないのも事実だ。
とはいえ、戦力の底上げやプレー強度への適応にはまだ時間を要する。椿直起ら主力の離脱も影響しているだろう。
幸いにも今季は降格がないレギュレーションのため、既存戦力を軸に積極的なチャレンジを重ねられる環境ではある。
次節は柏レイソルとの対戦。両者はすでに1月31日の「第30回ちばぎんカップ」で顔を合わせており、今季2度目のダービーマッチとなる。
ここまでの4試合で積み重ねた経験を力に変え、同県のライバルに一矢報いることができるか。
浮上のきっかけをつかみたい一戦となる。

