明治安田J1百年構想リーグは第4節までを終えた。徐々に好不調の明暗が分かれ、上位と下位の顔ぶれも見え始めている。好調なクラブがある一方で、期待とは裏腹に苦しい滑り出しを強いられているクラブも少なくない。そこで今回は、序盤戦で“期待外れ”となっているクラブを紹介する。[5/5ページ]
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セレッソ大阪
監督:アーサー・パパス
J1百年構想リーグ成績:1勝1分2敗(PK敗北1)
J1百年構想リーグ順位順位:8位
セレッソ大阪の開幕4試合は、やや不安を抱かせる内容となった。
クラブは今冬の移籍市場で積極的な補強に動いた。
昨季リーグ戦で18ゴールを記録したラファエル・ハットンの退団は大きな痛手だったが、その穴を埋めるべく櫻川ソロモンとイェンギ・クシニ・ボジャを獲得。ポテンシャルを秘める長身ストライカーを新たな攻撃の柱に据えた。
しかし、蓋を開けてみれば開幕から攻撃面で苦戦が続いている。
いきなりの「大阪ダービー」となった第1節のガンバ大阪戦はPK戦の末に敗戦。第2節のアビスパ福岡戦では2-0で勝利し、2試合で勝ち点3と最低限の結果は残したものの、続く第3節のサンフレッチェ広島戦(1-2●)、第4節のV・ファーレン長崎戦(0-1●)で連敗を喫した。
特に広島戦では相手に主導権を握られ、チャンス創出に苦しんだ。広島のハイプレスを攻略できず、スコア以上にチームとして力の差を見せつけられる内容に。
リーグ屈指のチャンスメーカー、ルーカス・フェルナンデスを負傷で欠いている点も影響しているかもしれない。
昨季のような縦に速い攻撃は影を潜め、攻撃の精度と迫力が低下している印象だ。
強力な攻撃陣を擁する長崎が容易な相手ではないとはいえ、昇格組に14本のシュートを放ちながら無得点に終わった事実は、今後に向けて不安材料と言わざるを得ない。
もっとも、希望もある。新加入の櫻川はすでに2ゴールを記録。頭と右足で得点を重ね、身体能力の高さを生かした多彩なフィニッシュを披露している。
足元の技術には課題が残るものの、彼を起点としたシンプルな攻撃の方が、むしろ対戦相手にとっては大きな脅威となる可能性もある。
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