
企業ロゴが入ったユニフォーム【写真:Getty Images】
Jリーグのクラブを支える胸スポンサーとして、日本を代表する大企業が名を連ねている。その中で最も売上が高いのはどの企業なのか。2026年のJ1からJ3までのクラブを対象に、胸スポンサーを務める企業の売上高ランキングを紹介する。※売上高は『マイナビ』を、同サイトに記載がない場合は会社の公式サイトを参照[2/5ページ]
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9位:奈良クラブ

奈良クラブに所属する望月想空【写真:Getty Images】
胸スポンサー:大和ハウス工業(住宅・建設)
売上高:2兆1499億7300万円(2025年3月期)
現在J3を戦う奈良クラブが、同カテゴリーのチームとして唯一のトップ10入りを果たした。
同クラブの胸スポンサーは大和ハウス工業株式会社だが、両者の関係はJFL時代から続いている。
奈良の公式サイトを通じて、両者の間に「地域共創パートナーシップ」が締結されたのが2021年8月。「奈良地域の文化や習慣を尊重しながら、お互いの事業領域を活かした協業・協力を通じて、地域社会の持続的な発展に貢献していきます」と伝えられた。
以降は「DAIWA HOUSE Group DAY 2025」など同社の関連イベントが度々行われ、昨年はJ3リーグ第8節・FC岐阜戦にて大和ハウスグループDAYオリジナルグッズが来場者に配られている。
地域密着型の取り組みは入場者増加という明確な成果としてあらわれており、入場料収入で見れば一目瞭然だ。JFL時代の2019年時点では700万円だったところ、J3を戦う2024年には4400万円まで伸びている。
2024年は赤字決算だったが、クラブは現状を利益よりも接触(インプレッション)を増やすフェーズとして認識しているように見える。
赤字が続くとJリーグライセンス維持にも影響することに留意は必要だが、それでも現状の経営状況にそれほど憂慮すべき点はないのではないか。
2025年1月にはタイのBGグループとの資本提携が発表されており、海外にもネットワークを広げている。
まかれた種が芽吹くころ、奈良のステージはまたひとつ上がるかもしれない。