
J2クラブで輝く10代の逸材5人【写真:Getty Images】
2月6日に開幕した明治安田Jリーグ百年構想リーグ。地域ごとに分かれる仕組みとなっており、“一度きり”の大会は早くも盛り上がりを見せている。そして、百年構想リーグを彩っているのが将来に希望を持った20代未満の若武者たちだ。昇格・降格がない大会だからこそ各クラブの指揮官は若手を積極的に起用でき、選手もまた期待にしっかりと応えている。そこで今回は、J2クラブで輝く10代の逸材5人を紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトを参照しています。(情報は3月4日時点)[1/5ページ]
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DF:中野陽斗(なかの・はると)

いわきFCの中野陽斗【写真:Getty Images】
生年月日:2007年5月6日
所属クラブ:いわきFC
2026リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
いわきFCの試合を見る機会があれば、3バックの一角でプレーする中野陽斗にぜひ注目してほしい。
神村学園高等部のキャプテンとして全国高等学校総合体育大会(インターハイ)と全国高等学校サッカー選手権大会で優勝を達成した若きセンターバック(CB)は、明治安田J2・J3百年構想リーグで、開幕から3試合連続フル出場。早くもチームに欠かせない存在となりつつある。
高校サッカー界屈指のCBとして名を馳せた中野は、180cm・73kgの体躯を生かしたハードマークとクレバーなラインコントロールを武器にしている。
また、中野が出場した3試合は、わずか1失点のみ。18歳のCBが堅守の一翼を担っているのは疑いようのない事実だ。
開幕連続出場は、3月1日に行われた第4節の藤枝MYFC戦で途切れたが、これは何もパフォーマンスを落としたからではなく、学校行事出席のための一時的なチーム離脱のためだ。
いわきでの活躍を見るとすっかり忘れてしまうが、中野はまだ高校3年生。地元・鹿児島で行われた卒業パレードに参加する権利は、プロの試合よりも優先されて然るべきだろう。
ただ、同月4日のトレーニングには合流しており、高校の思い出に浸る時間は中野自身にはなく、すぐに競争の日々がやってくる。
今後、開幕3試合で見せた以上のパフォーマンスを披露できれば、中野の眼前には輝かしいキャリアが拓けていくはずだ。