
J2クラブで輝く10代の逸材5人【写真:Getty Images】
2月6日に開幕した明治安田Jリーグ百年構想リーグ。地域ごとに分かれる仕組みとなっており、“一度きり”の大会は早くも盛り上がりを見せている。そして、百年構想リーグを彩っているのが将来に希望を持った20代未満の若武者たちだ。昇格・降格がない大会だからこそ各クラブの指揮官は若手を積極的に起用でき、選手もまた期待にしっかりと応えている。そこで今回は、J2クラブで輝く10代の逸材5人を紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトを参照しています。(情報は3月4日時点)[4/5ページ]
——————————
MF:亀田歩夢(かめだ・あゆむ)

カターレ富山の亀田歩夢【写真:Getty Images】
生年月日:2006年12月19日
所属クラブ:カターレ富山
2026リーグ戦成績:4試合2得点1アシスト
2025シーズンのカターレ富山における“J2残留の立役者”が、明治安田J2・J3百年構想リーグでも躍動している。
高卒2年目の亀田歩夢は、リーグ戦開幕から全4試合に出場して2得点1アシストをマーク。最高の滑り出しを見せている新星ミッドフィルダーは、覚えておく価値がある選手だと断言できる。
亀田の名前が、一気に知れ渡るきっかけとなったのは、2025年11月29日に行われた明治安田J2リーグ第38節のブラウブリッツ秋田戦だった。
3-1の2点リードで迎えた93分、亀田はドリブルでボールを運ぶとペナルティーエリア内左に切り込んで見事なシュートを叩き込む。
記念すべきJリーグ初ゴールは、試合前に18位だった富山を奇跡のJ2残留へと導く一撃に。
17位のロアッソ熊本を得失点差「1」でかわす上で必要不可欠なゴールを決め、亀田は一瞬にして時の人となった。
2026シーズンに突入しても、亀田の勢いは衰えを知らない。
抜群のテクニックとスピードに乗ったドリブルで相手守備陣をかく乱し、富山になくてはならないピースとなっているのだ。
被ファウル総数が、J2・J3百年構想リーグで11回の6位を記録していることからも、亀田の仕掛けがいかに対戦相手の脅威となっているかが分かる。
先発出場は1試合にとどまっているものの、富山を率いる安達亮監督は、試合の流れを変えるプレーを評価して亀田を“ジョーカー”として重宝している節がある。
本人からすると、スタートからピッチに立ちたい気持ちは強くあるだろうが、まだ19歳。先発という立場をもらえずとも学べることは山ほどあるはずだ。
富山の試合を見る機会があれば、ドリブルで相手を切り裂く背番号『7』をチェックしてほしい。