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J1 23時間前

もしサッカーがなかったら…。野球選手としてWBCに出ていたかもしれないJリーガー5人。その人物とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

もしサッカーがなかったら…。野球選手としてWBCに出ていたかもしれないJリーガー
もしサッカーがなかったら…。野球選手としてWBCに出ていたかもしれないJリーガー【写真:Getty Images】



 井端弘和率いる侍ジャパンは、大会連覇を目指してワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨んでいる。もしこの国にJリーグがなく、彼らがバットを手に育っていたら、侍のユニフォームを着ていたのではないか――。今回は、そんな「野球選手になっていたかもしれない」サッカー選手をピックアップして紹介する。[1/5ページ]
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FW:小松蓮(こまつ・れん)

小松蓮 ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸の小松蓮【写真:Getty Images】



生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:ヴィッセル神戸

 2025シーズン途中にヴィッセル神戸に加入した小松蓮は、2023年にJ3で得点王になったほどの点取り屋だ。

 だが、Jリーグ創設25周年を記念して実施された『Jリーグ公式アンケート』において、「Jリーグがなかったら選んでいた職業」に「野球選手」を挙げている。

 その理由を小松は、「野球好きの祖父から野球をやるようにずっと言われていた」と回答。もしJリーグという舞台がなければ、祖父の願い通りに白球を追う未来もあっただろう。



 実際には、東京ヴェルディのスクールを経て長野へ移住し、13歳から松本山雅FCの育成組織で研鑽を積んだ。

 産業能率大学を経て松本でプロのキャリアをスタートさせた小松は、圧倒的な空中戦の強さと献身的な守備を武器に、泥臭くゴールを陥れるストライカーへと成長を遂げた。

 しかし、幼少期に注がれた「野球への情熱」は、意外な形で現在のプレースタイルに息づいている。ブラウブリッツ秋田時代、クラブの公式noteで、「レフティー」としての源流を語った。

 驚くべきことに、小松は「もともと右利き」なのだという。字を書くのも箸を持つのも右手。だが、サッカーのキックと野球の投打だけは「左」なのだ。

「たぶん父が野球かサッカーをやらせたくて、左でやった方が特別感があるから矯正されたのかなって。野球とサッカーだけは左なんですよね」

 祖父からは競技としての野球を勧められ、父からはアスリートとしての生存戦略を授けられた。

 たとえ選んだのがサッカーではなく野球だったとしても、この「戦略的なサウスポー」がWBCの舞台に立っていたかもしれない……。

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