フットボールチャンネル

“クソ中国人”と人種差別被害を受けたソシエダBのDF喜多壱也。中国メディアも怒りの反応。「侮辱する人は相手が誰かも分からない」と皮肉

text by 編集部 photo by Getty Images
喜多壱也喜多壱也

【写真:Getty Images】



 スペイン・セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第29節、レアル・ソシエダB対カステリョンの試合が現地時間7日に行われ、4-2でソシエダBが勝利した。中国メディア『網易』は8日に、ソシエダBに所属するDF喜多壱也が人種差別的な発言を受けた事件について伝えている。
——————————

中国メディアも怒りの反応

 ソシエダBが4-2でリードして迎えた試合終了間際、喜多は、カステリョンのキャプテンを務めるDFアルベルト・ヒメネスから「クソ中国人」と人種差別的な侮辱を受けたという。

 スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』は、「ヒメネスから人種差別的な発言を受けたと、喜多が主審に告げた」と前置きし、事件について次のように伝えた。

「カステリョンの選手たちは“聞こえないふり”をしていたが、ソシエダBのキャプテンであるDFルケン・ベイティアは“聞こえたぞ”と詰め寄った」

 この報道を受けて『網易』は、「スペインで日本人選手が中国人呼ばわりされるなど人種差別を受ける」と題して、

「人種差別的な発言はソシエダの選手たちを激怒させた。数人の選手が即座に審判に抗議し、人種差別的な侮辱があったと訴えた。審判は、反人種差別プロトコルを発動し、試合は一時中断されている」と、喜多が侮辱された瞬間について言及した。



 そして、「非常に強い侮辱だ。どのような国や民族に対しても、(クソ中国人)言葉の組み合わせ自体が明らかに侮辱的な意味合いを帯びている。

サッカースタジアムは常に感情が最も制御不能になりやすい場所だ。そして、この試合の終盤に起きた論争は、スペインサッカー界における長年の人種差別問題に再び光を当てた。しかし、今回の事件の詳細はいくぶん皮肉なものである。

 侮辱的な言葉を投げかける人たちは、相手が誰かも分からないのだ」と、言葉を続けている。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!