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J1 1日前

どこが厳しそう? Jリーグ総合評価ランキング16~20位。上手くいっていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
Jリーグ 百年構想リーグ
J1百年構想リーグを戦うチーム【写真:Getty Images】



 開幕から約1カ月が経過し、各クラブの現在地が少しずつ見え始めてきた。新戦力が躍動するチーム、若手の台頭によって勢いを増すクラブ、そして昨季の実績を土台に安定した戦いを見せる強豪。それぞれが異なる強みを発揮しながら、戦いを繰り広げている。今回は、ここまでの戦いぶりやチーム力、戦術的完成度、さらには今後のポテンシャルも含めて総合的に評価し、ランキング形式で紹介する。(リーグ戦順位は第4節終了時点)[3/5ページ]
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18位:水戸ホーリーホック

水戸ホーリーホック 加藤千尋
水戸ホーリーホックでプレーする加藤千尋【写真:Getty Images】



リーグ戦順位:7位(リーグEAST)
今季リーグ戦成績:1PK勝2PK敗1敗

 予算規模の観点からは、水戸ホーリーホックは奮闘していると言って差し支えないだろう。

 2024年度のトップチーム予算は約3億7200万円。この数字はJ2でも中位以下で、同年度で言えば茨城ダービーの相手である鹿島アントラーズの約24億7500万円と比べると大きな隔たりを感じる差だ。

 限られたリソースの中で現実的な戦いを見せる同クラブは、初挑戦のJ1にどうにか食らいついている。
 
 特に特筆すべき項目は「被シュート数」だ。Jリーグ公式のデータによれば、第3節終了時点で「18」。現在は上昇傾向にあるが、このときは東西あわせて堂々の最小記録だった。

 コンパクトな【4-4-2】を軸に戦う水戸は、ミドルブロックで相手の攻撃を吸収しながら、前線からもボールを追いかける。フィルター役が幾重にもプレスをかけ、フィニッシュまで持って行かせない。



 タックル総数や1対1勝利数では下位に位置するものの、選手ひとりひとりのチャレンジや全体の連動でもってそれを補っている。

 リーグ第2節・FC町田ゼルビア戦はPKの末に敗れているが、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に挑む強豪相手に2-2の打ち合いを演じた。

 むしろ決定機の数では上回っており、彼らの組織的な守備は大きな成果をあげている。

 それゆえに2点を先行した第4節川崎フロンターレ戦は勝ち切りたかったところだ。

 途中出場の伊藤達哉とエリソンに対応できず、J2とは一線を画すジョーカーの圧力に後手を踏んでしまった。

 この1年半はそういった状況に逐一対処しなければならないが、その難題に立ち向かえた先に残留が見えてくる。

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