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Jリーグ 9時間前

新スタ必須? Jリーグ、古いスタジアムランキング6〜10位。歴史の重みを背負うクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ、古いスタジアムランキング6〜10位
Jリーグ、古いスタジアムランキング【写真:Getty Images】



 Jリーグが始まって33年。戦いの記憶が刻まれた聖地も、今や老朽化という大きな壁に直面している。雨を凌げない屋根、不足するトイレ、そしてライセンスに関わる厳しい基準――。歴史の重みを感じさせつつも、アップデートが急務とされるスタジアムはどこか。今回は、サポーターの愛着と「改修への切実な願い」が交錯する、古いスタジアムをランキング形式で紹介する。(建設年は、スタジアムもしくはクラブ公式サイトを参照)[2/5ページ]
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9位:白波スタジアム

鹿児島ユナイテッドFC
鹿児島ユナイテッドFC【写真:Getty Images】



スタジアム建設年:1970年
使用するクラブ:鹿児島ユナイテッドFC

 Jリーグの古いスタジアムランキング9位は、鹿児島ユナイテッドFCの本拠地である「白波スタジアム」だ。

 1972年に開催された「太陽国体」のメイン会場として使用することを念頭に、1970年12月に完成した歴史ある鹿児島県所有の陸上競技場。その後、設備をアップデートしながら現在まで使用されている。

 2018年には地元・枕崎市の酒造メーカーである薩摩酒造が命名権を取得し、同社の芋焼酎「さつま白波」にちなんで「白波スタジアム」と名付けられた。



 しかし、Jリーグの試合を行うにあたっては、そろそろ限界が迫っている。2018シーズンのJ2ライセンスは新スタジアム建設計画の意向が示されたことで交付されたもので、以降も例外規定に基づいてライセンスが与えられていた。

 だが、新スタジアム計画がなかなか具体化しないことで、2024シーズンに向けた審査ではJリーグから進行の遅れを指摘され厳しい通達を受けた。結果的には特例による条件付きでライセンスの交付が継続されているが、予断を許さない状況だ。

 こういった状況を受けて、現在は新スタジアム建設計画の検討が進んでおり、鹿児島市は今年1月に、「多機能複合型スタジアムの整備検討」の詳細を市の公式サイトを通じて更新している。

「なぜスタジアムが必要なのか」といったテーマを掘り下げ、市民からの理解を深めようとしている様子だ。同月には、県サッカー協会などから10万筆を超える「まちなかスタジアム」整備賛同の署名も提出された。

「白波スタジアム」は鹿児島中央駅からバスで20分ほどかかる距離にあり、アクセスが良いとは言えない。中心市街地の便利な立地に最新のスタジアムができれば、Jリーグのファンにとっては魅力的だが、まずはクラブと鹿児島市と県が協力して、その熱狂を受け入れる新しい舞台を用意できるかが争点だ。

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