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Jリーグ 9時間前

新スタ必須? Jリーグ、古いスタジアムランキング6〜10位。歴史の重みを背負うクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ、古いスタジアムランキング6〜10位
Jリーグ、古いスタジアムランキング【写真:Getty Images】



 Jリーグが始まって33年。戦いの記憶が刻まれた聖地も、今や老朽化という大きな壁に直面している。雨を凌げない屋根、不足するトイレ、そしてライセンスに関わる厳しい基準――。歴史の重みを感じさせつつも、アップデートが急務とされるスタジアムはどこか。今回は、サポーターの愛着と「改修への切実な願い」が交錯する、古いスタジアムをランキング形式で紹介する。(建設年は、スタジアムもしくはクラブ公式サイトを参照)[4/5ページ]
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7位:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ【写真:Getty Images】



スタジアム建設年:1962年
使用するクラブ:川崎フロンターレ

 Jリーグの古いスタジアムランキング7位は、川崎フロンターレの本拠地である「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」だ。

 1962年に開場したこのスタジアムは、Jリーグ創世期にはヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の本拠地として使用された。当時の爆発的なサッカー人気に対応するため、1994年から95年にかけて観客席を2万5000人規模へと拡大する大規模な改修が行われた。

 その後、川崎フロンターレがホームスタジアムとし、クラブの躍進とサポーターからの熱い要望を受けて、さらなる進化を遂げた。2012年から2015年の「第1期整備」では、メインスタンドが地上6階建てへと全面改築された。



 特筆すべきは、建設から60年以上が経過した現在も、国内最前線のスタジアムとして大規模なアップデートが継続している点だ。

 現在は等々力緑地全体を再編する「等々力緑地再編整備・運営等事業」が進行中である。最大の焦点は「第2期整備」による球技専用スタジアム化だ。既存の陸上トラックを廃止し、地上6階建て、3万5000人収容のスタンドを新設する計画で、ピッチと観客席の距離を縮めた臨場感重視の設計が採用される。

 2025年後半には旧施設の解体など整備工事が本格的に着工した。工事の進行に伴い、サポーターが選手バスを待ち構えるなど10年間にわたってファンに親しまれたAゲート横の小高い丘「築山」もその役目を終え、2025年12月には「解山式」が執り行われ、半世紀以上にわたる歴史の一区切りとなった。

 古い歴史を持ちながらも常に大規模なアップデートを繰り返し、日本のスタジアムの最前線を走り続けるこの場所は、2020年代末の事業完了に向け、これからも新たな熱狂を生み出す舞台へと進化していくことだろう。

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