
Jリーグ、古いスタジアムランキング【写真:Getty Images】
Jリーグが始まって33年。戦いの記憶が刻まれた聖地も、今や老朽化という大きな壁に直面している。雨を凌げない屋根、不足するトイレ、そしてライセンスに関わる厳しい基準――。歴史の重みを感じさせつつも、アップデートが急務とされるスタジアムはどこか。今回は、サポーターの愛着と「改修への切実な願い」が交錯する、古いスタジアムをランキング形式で順位ごとに紹介する。(建設年は、スタジアムもしくはクラブ公式サイトを参照。開場年が同じ場合は、大規模な修繕や改修が行われている競技場を上位とする)[5/5ページ]
11位:ヤマハスタジアム

ジュビロ磐田サポーター【写真:Getty Images】
スタジアム建設年:1978年
使用するクラブ:ジュビロ磐田
ヤマハスタジアムは、1978年に開場して以来、ジュビロ磐田(および前身のヤマハ発動機サッカー部)の本拠地として長年親しまれてきた球技専用スタジアムだ。
観客席がピッチに近い臨場感ある設計が魅力である一方、年月を経たことによる老朽化が課題として指摘されている。
近年ではバックスタンドのA指定席を新しい椅子に改修するなど、観戦環境向上のための部分的な改善が行われている。
2012年には1,920席が安全性と快適性を高めるサックスブルーの新座席に交換された。
歴史を振り返ると、同スタジアムはJリーグ加盟条件を満たすため1994年に改築され、その後も2002年や2013年に改修が実施されてきた実績がある。
だが、同競技場は専用スタジアムとして基準は満たしているものの、屋根のカバー率や一部設備の老朽化について改善が指摘されることがあり、J1基準との整合性が今後の課題と言える面もある。
今年1月にはヤマハ発動機が株式会社ジュビロを子会社化したことから、より投資がスムーズに行われると見込まれる。
J1復帰という大前提はあるだろうが、スタジアムにどのような影響を及ぼすのか、見守りたい。
【著者プロフィール:編集部】
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