
Jリーグ、早くインパクトを残したい新加入選手5人【写真:Getty Images】
シーズン序盤から各クラブの戦力図が徐々に見え始める一方で、新加入選手たちが本領を発揮しきれていないケースも少なくない。実績十分のベテランから飛躍を期待される若手まで、ポテンシャルを秘めながらも、さまざまな要因によって真価を発揮するには至っていない。今回は、新天地でのインパクトが待たれる5人をピックアップして紹介する。(※成績は3月18日時点)[2/5ページ]
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GK:田中颯

FC東京の田中颯【写真:Getty Images】
生年月日:1999年6月10日
所属クラブ:FC東京
今季リーグ戦成績:0試合0失点
昨シーズン、徳島ヴォルティスでJ2リーグ最少の「24」失点という驚異的な成績を残した田中颯。優秀選手賞にもノミネートされた守護神だが、今季完全移籍で加入したFC東京では、いまだ出場機会を得られていない。
2024シーズン途中から徳島でポジションをつかんだ田中は、驚異的な反射神経を武器にスーパーセーブを連発。試合を重ねながら経験を積み、J2屈指のゴールキーパーへと成長を遂げた。
昨年12月に行われたJ1参入プレーオフでは決勝まで勝ち進んだものの、ジェフユナイテッド千葉に敗れ、あと一歩のところで昇格を逃している。
徳島を昇格へ導くことは叶わなかったが、J2最少失点を記録した田中のもとにFC東京からオファーが届き、新たなチャレンジを選択。しかし、ここまでは現役の韓国代表でもあるキム・スンギュにポジションを譲っている。
J1での実績も豊富な韓国代表GKとの競争は決して簡単なものではない。
それでも、田中自身が覚悟を持ってこのポジション争いに挑んでいることは間違いないだろう。
ハーフシーズンの間はカップ戦がないため、控えゴールキーパーにとっては試合勘の維持が難しくなることも懸念される。
まずは日々のトレーニングで地道にアピールを続け、いつか訪れるチャンスに備えて最善の準備を重ねていくことが求められる。