明治安田Jリーグ百年構想リーグは序盤戦を終え、新戦力の真価が徐々に明らかになりつつある。そこで今回は、今季新加入の外国人選手のうち、ここまでの戦いで素晴らしいパフォーマンスを披露している選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は2026年3月21日現在。[4/5ページ]
MF:アルトゥール・シルバ(ブラジル)
生年月日:1995年4月26日(30歳)
所属クラブ:湘南ベルマーレ
今季リーグ戦成績:5試合2ゴール0アシスト
アルトゥール・シルバにはじまり、アルトゥール・シルバで終わる。
ブラジル人MFは湘南ベルマーレのサッカーにおいて、“起承転結”のすべてを担う存在だ。
2019年にFC東京へ加入して以降、横浜FC、カターレ富山、RB大宮アルディージャとJリーグで経験を積んできたシルバは、日本を知り尽くした助っ人の一人である。
昨季は大宮でリーグ戦19試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。ハムストリングの負傷に苦しんだものの、コンディションさえ整えば主力としての地位は揺るがなかった。
しかし、今季は第1節の松本山雅戦で出番が訪れず、2月に湘南ベルマーレへの完全移籍が発表された。
30歳のベテランは、新天地でもすぐさま違いを見せつける。
攻撃ではドリブルで局面を打開しチャンスを作り出す。個人技でシュートまで持ち込む推進力は、どんな展開でも相手チームにとって大きな脅威だ
さらに豊富な運動量で守備にも貢献し、今季はデュエル勝利数でリーグ8位タイ(25回)を記録。
チャンスメイク、フィニッシュ、ボール奪取と中盤のあらゆるタスクを高水準でこなしている。
ただ、試合を重ねるごとにチームの“シルバ依存”が強まっているのも事実。彼が不在となったとき、湘南は機能不全に陥るだろう。

