スタジアムの熱狂を支えるのは、スタンドに詰めかける観客だ。中でも、ピッチと観客席が近い「サッカー専用スタジアム」は、選手と観客が一体となる独特の雰囲気を生み出す。今回は、そんな臨場感あふれる“専スタ”をピックアップ。伝統ある日本屈指の巨大スタジアムから最新鋭のスタジアムまで、収容人数順にランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
6位:三協フロンテア柏スタジアム
収容人数:15,109人
使用するクラブ:柏レイソル
サッカー専用スタジアムの収容人数ランキングで6位に登場するのは、柏レイソルの本拠地「三協フロンテア柏スタジアム」だ。
古くから「日立台」の愛称で親しまれるこの場所は、収容人数15,109人とJ1クラブとしては小規模ながら、Jリーグ屈指の「ピッチとの近さ」を誇るスタジアムとして全国にその名を轟かせている。
最大の特徴は、ピッチとスタンドの間にフェンスや大きな溝がなく、文字通り選手に手が届きそうな距離感にあることだ。
特に熱狂的なサポーターが陣取るゴール裏エリア「柏熱地帯」の放つエネルギーは、柏を後押しするのと同時に、対戦相手にとって大きな脅威となる。
歴史を遡れば、日立製作所本社サッカー部のグラウンドとして1985年に誕生し、Jリーグ参入に合わせて増改築を繰り返しながらクラブの歴史を刻んできた。
近年は老朽化への対応として段階的な改修も進められており、伝統を守りながらの快適性向上も図られている。
クラブの歴史そのものが刻まれた聖地である。
その効果もあり、2025シーズンはチームの躍進と相まってスタジアムの熱気は最高潮に達した。
J1で優勝争いに加わり2位に入ったチームを後押しするように、1試合平均観客数は13,017人を記録。収容率約86%という極めて高い数値を叩き出している。
総観客数ではリーグ17位に留まり、キャパシティの限界という課題も浮き彫りとなったが、それを補って余りある濃密な空間がそこにはある。
【著者プロフィール:編集部】
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