シドニーFCは、ウフク・タライ監督との契約を双方合意のもとで解除したと発表した。これにより、約2年半にわたる政権は終了し、同監督は即時退任。クラブは後任として、パトリック・キスノーボ氏を新監督に招聘した。25/26シーズンの残り期間を任せることを決定した。
パトリック・キスノーボ氏が就任
キスノーボ監督は現役時代にオーストラリア代表として活躍し、指導者としてはメルボルン・シティを率いてAリーグ制覇やプレミアシップ連覇を達成。その後はヨーロッパで指導経験も積み、直近では横浜F・マリノスの指揮官を務めた。
マリノスでは攻撃的なスタイルの継続とチームの再構築を託されたが、シーズン途中で退任。それでも国際舞台での経験やマネジメント能力は高く評価され、今回の就任につながったとみられる。
クラブのヤン・ヘンドリック・フォス会長は、「彼はAリーグ優勝やプレミアシップ連覇を成し遂げた実績ある指導者。クラブの目標達成に向けて大きな力になると確信している」とコメント。
現在クラブは、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場や国内タイトル獲得を見据え、26/27シーズンに向けた体制の見直しを進めているという。
またキスノーボ新監督は、「誇りある歴史と高い期待を持つクラブで指揮を執れることを嬉しく思う。今季は特別な成果を達成できるチャンスがある。安定したパフォーマンスを築き、毎試合に向けて万全の準備を整えていきたい」と抱負を語った。
一方、退任したタライ前監督は「このクラブで指揮を執れたことは大きな誇り。関わってくれたすべての人に感謝している」とコメントしている。
キスノーボ監督は即日チームに合流し、レギュラーシーズン残り4試合とファイナルシリーズに向けて指揮を執る予定だ。なお、シドニーFCは、首位ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCと10ポイント差の5位に位置している。
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