
サッカー日本代表の守護神・鈴木彩艶【写真:田中伸弥】
現地時間3月28日、サッカー日本代表は国際親善試合でスコットランド代表と対戦し、1-0で勝利した。目下の欧州遠征を幸先良くスタートし、31日のイングランド代表戦に向かう。完封勝利に大きく貢献したのは、怪我の影響を懸念されていた守護神・鈴木彩艶。「2連戦としてこのシリーズを考えている」として、次戦へも熱い闘志を燃やしている。(取材・文:元川悦子)[2/2ページ]
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「2連戦としてこのシリーズを考えている」

日本代表の次の相手、イングランド代表【写真:Getty Images】
「今回は5か月ぶりの代表ということで、復帰してまず結果を出せたことが大きかった。入りから集中できましたし、ドタバタすることもなかったですね。
もちろんキックミスは何個かありましたけど、そこでブレることもなかった。落ち着いて1試合できましたし、感覚的にはクラブの試合よりもまたよくなっている印象もある。ゲームを通して楽しみながらやれたのがよかったです」
ついに完全復活を果たした鈴木彩艶。大きな自信を得て、31日の次戦・イングランド戦(ロンドン)に向かっていくことになる。
ご存じの通り、イングランドはW杯優勝候補にも挙げられる強豪。27日のウルグアイ戦は1−1で引き分け、ブカヨ・サカらがいち早く離脱してしまったが、エースFWハリー・ケインを筆頭に個人能力の高いアタッカーがズラリと並んでいる。
世界最高峰クラスの攻撃陣を封じることで、彼自身も日本代表ももう一段階上のステージに上がることができる。次戦はW杯本番の行方を占う大一番なのだ。
「僕としては2連戦としてこのシリーズを考えている。1戦目を終えてより相手のレベルも上がるので、2試合目を大事にしたいなと思います」と鈴木彩艶も目を輝かせたが、本当に真価を問われる一大決戦となる。
そこでも今回のように堂々と相手を封じることができれば、日本代表に希望を与えられるし、彼自身もW杯で戦い抜ける確信を手にできる。
ポジティブな方向に進んでいけるように、鈴木彩艶には自身のパフォーマンスを最大限引き上げてほしい。日本の成功はこの男の一挙手一投足にかかっているのだから。
(取材・文:元川悦子)
【著者プロフィール:元川悦子】
1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2022年カタール大会まで8回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。
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