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コラム 20時間前

森保一監督流マネージメントとサッカー日本代表の混乱。「少しずつ…」鎌田大地が感じていた可能性【北中米W杯への道2】

シリーズ:サッカー日本代表・北中米W杯への道 text by ミムラユウスケ photo by Getty Images, Shinya Tanaka, Editors
2023年9月10日、ドイツ代表と対戦したのサッカー日本代表MF鎌田大地と森保一監督
2023年9月10日、ドイツ代表と対戦したのサッカー日本代表MF鎌田大地と森保一監督【写真:Getty Images】



この連載では、日本代表を現地で取材し続けるスポーツライターのミムラユウスケが、カタールW杯後からFIFAワールドカップ26(北中米W杯)までの日本代表の挑戦と苦悩を描き出す。FIFAワールドカップカタール2022(カタールW杯)後、サイドバックのボランチ化に取り組んだ日本代表だったが、選手たちの混乱を招く結果となった。コーチ陣と選手たちの間に、なぜ勘違いが生まれたのだろうか。(取材・文:ミムラユウスケ)[2/2ページ]
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「そんななかでやっていかないと失礼」


森保一監督【写真:Getty Images】

「クロアチア戦のあとに一番思ったこと。もっと俺の想いを強くておかないといけなかった。みんなの悔しさ、『やりきって、足りなかった」という悔しさではなかったでしょう? 違う? 勝てていたんだ。あれは勝っていたら、(勝てれば準々決勝で)ブラジルともできたんだ。親善試合もやって、しっかり手ごたえがあって。そうしたらべスト4,決勝までいくか、3決をできる。今までのルールだったら7試合全部やれるでしょう。次の……レギュラーションだったら、8試合、日本は絶対にできるでしょ。

俺は本当に試合の時に思ったし。悔しい思いもあったけど、みんなのポテンシャルをみたときに、もっと上げていける、そこは絶対に超えていけると本気で思ったし。思わないといけなかったし。そんななかでやっていかないとみんなに本当に失礼だと思ったし、世界のトップトップでやって、世界と同じ基準のなかで、目線のなかで戦っていくということをみんながやっているなかで、本当に目指したいなと(思った)。



だから、さっきもいったけど、メディア上で聞いているかもしれないし、世界一と言っているし、そこを見据えている。ただ、現実はちゃんと見据えて……」

 ここまで読むと、森保監督はこの時点で、W杯優勝を本気で目指すと主張しているように受けとれる。しかし、これは森保監督の優勝宣言ではなかったようだ。それは後に本人の口から明かされることになる――。

 (取材・文:ミムラユウスケ)

 【第3回に続く】

著者プロフィール:ミムラユウスケ
2006年7月にスポーツライターとしての活動をはじめ、2009年1月にドイツへ渡る。ドルトムントやフランクフルトに住み、ドイツを中心にヨーロッパで取材をしてきた。2016年9月22日より、拠点を再び日本に移す。『Number』などに記事を執筆。内田篤人との共著に「淡々黙々。」、岡崎慎司の著書「鈍足バンザイ!」の構成も手がけた。

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【了】

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