2026 FIFAワールドカップ(W杯)で優勝を目標に掲げるサッカー日本代表。悲願達成のためには、大会本番で強豪国を撃破するジャイアントキリングが不可欠だが、一方で日本を相手にそれを狙ってくるライバルたちがいることも忘れてはならない。今回は、FIFAランキングの算出方法が現行のものになった2018年以降の試合を対象とし、日本代表が敗れたFIFAランキング下位国5つを紹介する。[5/5ページ]
1位:カタール代表
対戦日:2019年2月1日(AFCアジアカップ2019)
当時のFIFAランキング:93位
試合結果:1-3
2018年以降、サッカー日本代表が敗れた相手で最もFIFAランキングが低かったのは、AFCアジアカップ2019決勝で対戦したカタール代表だった。
日本は立ち上がりからプレスがハマらず、12分にアルモエズ・アリ、27分にアブデル・アジズ・ハテムにゴールを決められるなど、前半のうちに2点のビハインドを背負ってしまった。
後半はペースを取り戻し南野拓実のゴールで一時1点差に詰め寄ったが、試合終盤に1点を失い、力尽きた。
ただ、当時のカタールが、FIFAランキング以上の実力者だったことも無視できない。
カタールは2022 FIFAワールドカップ(W杯)開催国で、国内のサッカー熱が高まっていた時期だ。
2004年に国家支援のスポーツ育成機関「アスパイア・アカデミー」が設立されるなど、選手の育成に力を入れていた。
当時のカタール代表を率いていたフェリックス・サンチェス監督は、バルセロナの育成組織を指導した人物で、長期にわたるプロジェクトの集大成と言えるチームだった。
カタールは下馬評こそ高くなかったものの、内容的には優勝候補だった日本相手に互角以上の内容を繰り広げた。
大会終了後のFIFAランキングで、カタールは一気に38ランク上昇し、55位まで順位を上げた。
この敗戦は、日本がアジア最強の座を確固たるものにしようとする影で、他のアジア諸国もまた、凄まじいスピードで進化を遂げていることを象徴する出来事となった。
【著者プロフィール:編集部】
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