
現役JリーガーとしてW杯に出場したレジェンド【写真:Getty Images】
Jリーグではこれまで多くの外国人選手が活躍してきた。そこには、FIFAワールドカップ(W杯)という大舞台に臨む代表メンバーに名を連ねるほどの実力者もいた。今回は、Jリーグクラブ在籍中にW杯へ臨んだ大物選手をピックアップして紹介する。※母数の多い韓国国籍やオーストラリア国籍の選手は対象外とする[5/5ページ]
FW:パトリック・エムボマ

ガンバ大阪時代のFW:パトリック・エムボマ【写真:Getty Images】
生年月日:1970年11月15日
W杯出場時の所属クラブ:ガンバ大阪
出場大会:1998 FIFAワールドカップ
代表チーム:カメルーン代表
1997年から1998年にかけてガンバ大阪でプレーしたパトリック・エムボマは、常人離れした身体能力でJリーグファンを驚かせた。
ガンバ所属の状態で臨んだ1998 FIFAワールドカップ(W杯)ではグループステージ全3試合に先発出場。“浪速の黒豹”は世界の大舞台でも一瞬の輝きを放った。
エムボマのJリーグ初ゴールを記憶にとどめている人は多いだろう。
開幕戦となった1997年4月12日のベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)戦で、エムボマは浮き球を巧みにコントロールして相手をかわしつつ、強烈なボレーシュートを突き刺した。
世界基準のプレーを目の当たりにした当時の観客は度肝を抜かれたに違いない。
1997シーズンのJリーグ得点王とベストイレブンをダブル受賞したエムボマは、翌年にフランスW杯へ乗り込んだ。
カメルーン代表はグループステージで2分1敗と未勝利のまま敗退。エムボマもチーム事情により第1戦、2戦と守備的ボランチで起用されるなど、フラストレーションの溜まる展開が続いた。
だが、第3戦のチリ代表戦で3-4-2-1の1トップに戻されると、1点ビハインドの56分には同点ゴールをマーク。抜群の身体能力を感じさせる強烈なヘディング弾だった。
2年という短いガンバ在籍期間中に、自身にとってのW杯初出場のチャンスを掴み取ったエムボマ。W杯後はセリエAやプレミアリーグに活躍の場を移し、キャリアの晩年は東京ヴェルディやヴィッセル神戸にも在籍した。
2005年5月の現役引退後は、カメルーン代表のアドバイザーや実業家、FIFA公認代理人、カタールW杯を日本で開催するための招致アンバサダーなど、多方向で精力的に活動した。
【著者プロフィール:編集部】
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