さまざまな理由から、J1のクラブを離れてJ2へと舞台を移す選手がいる。一般的に所属カテゴリーが下がることはポジティブなことではないが、選手としての輝きが増すことも少なくない。今回は、2026シーズンにJ1からJ2・J3のクラブに加入して存在感を高めている選手をピックアップして紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は4月7日時点。[3/5ページ]
DF:加藤聖(かとう・ひじり)
生年月日:2001年9月16日(24歳)
所属クラブ:RB大宮アルディージャ
今季リーグ成績:9試合0ゴール2アシスト
加藤聖は、RB大宮アルディージャで再起を期している。
現在24歳のサイドバックは、2021年にV・ファーレン長崎でプロデビュー。横浜F・マリノスを経て、2025年にファジアーノ岡山へ加入した。
岡山で過ごした昨季は、リーグ戦25試合に出場し3アシストを記録した。ただ、シーズン後半は負傷の影響もあり、途中出場やベンチ外の試合が増加。J1の舞台ではマリノス時代を上回る出場数を記録するなど成長を示した反面、悔しさも残るシーズンとなった。
そうした中、加藤は昨年12月にRB大宮アルディージャへの完全移籍が決定。今季の序盤は途中出場が続いたものの、第4節・AC長野パルセイロ戦から先発の座を掴み取った。
ここまでリーグ戦9試合に出場し、2アシストをマークしている。昨季に苦しめられた怪我もなく、安定したパフォーマンスを維持している。
味方との連係も深まっているように見え、実際に今季の「1試合平均クロス数」はリーグトップの5.6本を記録。精度の高い左足を武器に、さらなるアシスト増加も期待できるだろう。
このまま結果を積み重ね、再びJ1の舞台で真価を示すことができるか。若きサイドバックの今後に注目が集まる。

