さまざまな理由から、J1のクラブを離れてJ2へと舞台を移す選手がいる。一般的に所属カテゴリーが下がることはポジティブなことではないが、選手としての輝きが増すことも少なくない。今回は、2026シーズンにJ1からJ2・J3のクラブに加入して存在感を高めている選手をピックアップして紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は4月7日時点。[4/5ページ]
FW:山本桜大(やまもと・おうた)
生年月日:2004年6月4日(21歳)
所属クラブ:RB大宮アルディージャ ※期限付き移籍
今季リーグ成績:9試合7ゴール3アシスト
RB大宮アルディージャの山本桜大は、今季好調を維持するアタッカーの一人だ。
現在21歳の山本は、柏レイソルの下部組織出身。2023年にトップチームへ昇格すると、2024年は栃木SC、昨季はレノファ山口FCへ期限付き移籍し、経験を積んできた。
その才能が大きく開花したのが、山口で過ごした昨季だ。公式戦36試合に出場し、10ゴール3アシストを記録。主にトップや攻撃的MFとして起用され、自身初のシーズン二桁得点を達成した。
そして今季は、大宮へ期限付き移籍。攻撃の主軸としてここまでリーグ戦9試合に出場している。
昨季に示した得点力は、今季も健在だ。
山口時代と同様に攻撃的MFで起用され、ここまで7ゴール3アシストをマーク。得点数はリーグ2位タイにつけている。走力と決定力を武器に、高強度を志向するレッドブル・グループのサッカーとの相性も抜群だ。
特別なフォーマットで行われる今季は、例年とは異なる約4か月間の短期決戦である。だが、この得点ペースであれば、終盤まで得点王争いに絡むだけでなく、自身キャリア最多となるシーズン10得点の更新も視野に入るだろう。
この勢いのまま、どこまで数字を伸ばしていくのか。新進気鋭のアタッカーに注目が集まる。

