さまざまな理由から、J1のクラブを離れてJ2へと舞台を移す選手がいる。一般的に所属カテゴリーが下がることはポジティブなことではないが、選手としての輝きが増すことも少なくない。今回は、2026シーズンにJ1からJ2・J3のクラブに加入して存在感を高めている選手をピックアップして紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は4月7日時点。[5/5ページ]
DF:小池裕太(こいけ・ゆうた)
生年月日:1996年11月6日(29歳)
所属クラブ:栃木シティ
今季リーグ成績:9試合0ゴール2アシスト
小池裕太は、栃木シティで復活の兆しを見せている。
栃木県出身の小池は、流通経済大時代の2017年にユニバーシアード日本代表に選出されるなど、早くから高い評価を受けていた。その実力を買われ、大学2年次には特別指定選手として鹿島アントラーズに加入。さらに大学4年次にはシント=トロイデンへと渡った。
しかし、異国でのプロ生活に苦しみ、海外挑戦は半年で終了。2019年3月に鹿島へ復帰した。
鹿島ではリーグ戦14試合に出場したものの、この数字が現時点でのキャリアハイ。その後はセレッソ大阪や横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸と渡り歩いたが、いずれも定位置の確保には至らなかった。神戸で過ごした昨季はスーパーカップに出場したのみで、シーズンの大半をベンチ外で過ごしている。
それでも今季、地元クラブである栃木シティへの加入を決断。クラブ公式サイトでは「相当な覚悟を持ってこのチームに来ました」と再起への思いを語っていた。
その言葉通り、小池は今季リーグ戦9試合で2アシストを記録。出場機会に恵まれない時期が続いても、持ち味である左足のキック精度は衰えていない。
サイドバックが高い位置を取る攻撃的なスタイルを志向するチームにおいて、小池の特長は最大限に生かされている。
地元クラブで迎えた特別なシーズン。復活を期す左足は、ここからどこまで輝きを取り戻せるか。
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