
J百年構想リーグ、アウェイ遠征が大変なチーム【写真:Getty Images】
明治安田Jリーグ百年構想リーグも後半戦に差し掛かり、秋春制へ移行期の特別な戦いも佳境が見えてきた。地域別のカテゴリー混合リーグとあって、中には移動が平時に比べてずいぶん楽になったサポーターもいるだろう。それでも、相も変わらず遠征に大変な労力とリソースを要するファンもいる。今回は、アウェイへの移動距離が最も長いファン・サポーターをランキング形式で紹介する。(※本拠地間の距離をGoogleマップの徒歩換算で見積もり、アウェイゲームごとの移動距離を合算)[3/5ページ]
8位:ヴァンラーレ八戸

ヴァンラーレ八戸の本拠地・プライフーズスタジアム【写真:Getty Images】
総移動距離:4,553km
最も遠いアウェイスタジアム:レモンガススタジアム平塚(686km)
今回のランキング第8位は、今季からJ2を戦うヴァンラーレ八戸だ。
J2・J3百年構想リーグにおける総移動距離は約4,553km。本州最北端に位置するJクラブの影響は大きく、関東以西に赴く際には広大な東北3県を跨がなければならない。
栃木シティ、栃木SC、ザスパ群馬など、比較的近い北関東3クラブとのアウェイゲームに臨む際にも、八戸のファン・サポーターは500km以上の旅路を行く必要がある。
その中でホームのプライフーズスタジアムから最も離れた場所に位置するのは、湘南ベルマーレのレモンガススタジアム平塚である。
八戸駅から出発する東北新幹線に乗って東京駅に辿り着き、東海道線で平塚駅に向かう。
同駅からスタジアムへは試合日にシャトルバスが運行しており、そちらを利用するのが一般的だ。
この移動手段で湘南のホームに向かう場合には、片道2万円ほど見積もる必要があるだろう。
高速バスを利用するとある程度費用を抑えられるが、劇的なコストパフォーマンス向上は難しい(差額は3000円~5000円程度)ため、新幹線に頼るのが現実的に見える。
懸念すべきは、百年構想リーグにおける八戸およびライバルクラブの状況だ。八戸が最下位で終わった場合、プレーオフの相手はいずれもさらに遠方のチームとなる可能性がある。
同クラブが所属するJ2・J3百年構想リーグEAST-Aを含め、このまま順位が変わらず戦いを終えた場合、EAST-Bの最下位はAC長野パルセイロ、WEST-Aは奈良クラブ、WEST-Bがギラヴァンツ北九州だ。
プレーオフラウンドでは、それぞれの地域リーグの同じ順位のチームがトーナメント形式で戦うため、現状では以上の3チームが対戦相手の候補になってしまう。
WESTのチームはどの相手でもある程度の長旅になるが、EAST-Bには同じく東北を拠点とするいわきFCや福島ユナイテッドFCなどが所属している。
福島は暫定で下から2番目の9位に位置しており、八戸の目下の目標としては同じ順位まで並びたい。
さすがにサポーターの遠征リソース削減がマイルストーンにはなり得ないが、順位を少しでも上げるためのユニークな目標として。