フットボールチャンネル

J2 3時間前

「やれているよ!」その声がRB大宮アルディージャを救う。石川俊輝がスタメン復帰戦に込めた決意「チームを勝たせたい」【コラム】

シリーズ:コラム text by 浅野凜太郎 photo by Getty Images
RB大宮アルディージャ、石川俊輝
RB大宮アルディージャの石川俊輝【写真:Getty Images】



 長期のリハビリを乗り越えた石川俊輝がチームに勝利をもたらした。いわきFC戦で先発復帰を果たすと、持ち前の献身性と統率力で試合をコントロール。確かな存在感を示し、RB大宮アルディージャを勝利に導いた。復帰戦に懸けた想いと、その覚悟に迫る。(取材・文:浅野凜太郎)[2/2ページ]
——————————

「チーム全体にとって一番大事だと…」

RB大宮アルディージャ
勝利後にサポーターと喜ぶRB大宮アルディージャの選手たち【写真:Getty Images】

「前節(2-1で勝利した福島ユナイテッドFC戦)で(木寺)優直が、あれだけ勇気を持ったプレーを示してくれた。勇気を示すことはチーム全体にとって一番大事だと改めて感じたので、チャレンジする姿勢や奪いに行く姿勢を見せ続けようと、そのまま伝えました」

 34歳は自身の先発復帰ではなく、クラブの生え抜きでプロデビューを果たしたばかりの17歳木寺の話をした。

 2連勝を飾り、百年構想リーグも残り3試合となった今だからこそ、若武者の勇気あるプレーが、チームの目指すべき姿勢そのものだと感じたのだ。



「きょうは、みんなが足を動かして仲間のために走って、戦うことができていた。これをこの試合だけにしてはいけないですし、これが僕らの日常だと言えるような空気を練習からもっと作っていかないといけません。そのなかで起きたエラーや課題を、また話し合いながら解決していくのが、チームとして一番大事だと思う」

 3位の大宮は2位のいわきと「1」ポイント差で、首位のヴァンフォーレ甲府とは勝ち点「2」離れている。敗れたいわきの田村雄三監督が「3連勝したチームが優勝」と口にしたように、もう一戦も落とせない状況だ。

 石川は先発復帰の感慨に浸ることなく、「本当にチームを勝たせたいとしか思っていなかった」と語り、前だけを見据えた。

(取材・文:浅野凜太郎)

【著者プロフィール:浅野凜太郎】
あさの・りんたろう/2001年、千葉県生まれ。大学在学中からライターとして活動をはじめる。Jリーグや地域リーグ、海外サッカーを含め、雑食的に取材・撮影を行う。

【関連記事】
RB大宮アルディージャ衝撃移籍の狙い。マギージェラニー蓮の真意。下の世代に伝えるメッセージは「こんな選手もいるよ」【コラム】
「本当に悩みました」西尾隆矢がRB大宮アルディージャへの移籍を決断した理由。「ここでまたセレッソに残るって判断したら…」
RB大宮アルディージャ 移籍情報2026


【了】

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!