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「今の日本代表はかつての韓国のようだ」韓国代表指揮官が日韓サッカーを比較。“日韓戦”を振り返り「改善しなければならない」

text by 編集部 photo by Getty Images
サッカー日本代表(202年3月28日、スコットランド代表戦)

サッカー日本代表【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(W杯)の開幕が迫り、出場各国が本大会に向けた準備を進めている。韓国メディア『OSEN』は11日に、W杯を前にしてサッカー日本代表と韓国代表の特徴を比較した、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督のコメントを伝えている。

日韓サッカーを比較

 3月に行われた国際親善試合では、オーストリア代表(0-1)、コートジボワール代表(0-4)に敗れた韓国。W杯直前の6月1日にはトリニダード・トバゴ代表、4日にはエルサルバドル代表とのテストマッチを予定しており、その後チェコ代表との開幕節に臨む。

 同メディアは、「日本について、かつて韓国の強みであった素早く前に出て攻撃を仕掛けるサッカーを実践している」と前置きした上で、日韓サッカーの違いについて言及したホン・ミョンボ監督のインタビューを紹介。

 指揮官は、2025年に行われたEAFF E-1サッカー選手権での直接対決を振り返りつつ、韓国が重心を後ろに置いたポゼッション重視のサッカーをしていた一方で、日本はボールを持つとすぐに相手ゴールへ向かってダイレクトパスを入れるなど、大きな違いがあったことに触れたという。

さらに、「監督の発言は、単なる評価にとどまるものではない。現在のアジアサッカーの流れと、韓国が向き合うべき方向性の両方を示すものだった。特に日本を見る視線の中には、韓国の現状と課題もそのまま表れていた」と前置きし、ホン・ミョンボ監督に関するコメントについて次のように伝えている。

「多くの人は、日本がパス主体のポゼッションサッカーをしていると考えているが、今はそうではない。むしろ現在の日本は、かつて韓国が得意としていたサッカーをしている。

(E-1選手権では)韓国は1人の選手が中に入ると、別の選手がサイドに流れ、再び戻ってくる形になり、結果的に後ろに重心がかかってしまうサッカーになっていた。一方で、日本は前線の選手が高い位置でボールを受けた場合、すぐにシュートまで持ち込める攻撃の形を作っていた」



 『OSEN』は、「今の日本はかつての韓国のようだ」と述べつつ、韓国国内ではボールを保持することにこだわりすぎて本来の強みを失い、日本は技術だけではなく韓国特有の速い展開と直線的な攻撃まで持ち味となっているという評価が継続的にでていることを指摘した。

 日韓を比較したホン・ミョンボ監督は、「本大会で対戦する相手は、アジア予選とは次元が違う。できるだけ早く前線へボールを入れ、相手陣内で勝負するサッカーをしなければならない。

 (現在の韓国は)相手のプレッシャーが強い状況でも無理にボールを守ろうとして、危険な場面を招いている。最近の強化試合でも、そうしたミスが何度か出た。必ず改善しなければならない部分だ」と、本大会を前にしてチームが抱えている問題と改善点について言及している。

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【了】

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