【写真:Getty Images】
イングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)の昇格プレーオフ決勝、ハル・シティ対ミドルズブラの試合が現地時間23日に行われ、ハル・シティが1-0で勝利した。
ハルMF平河悠、試合終了間際の劇的決勝弾を演出
来季プレミアリーグ昇格の最後の1枠を懸けた大一番。ハル・シティは、レギュラーシーズンを6位で終え、プレーオフ準決勝でミルウォールを下して決勝へ進出した。対するミドルズブラは、当初は準決勝で敗退していた。
しかし、勝利したサウサンプトンのスパイ行為が発覚したことにより、サウサンプトンには昇格プレーオフからの除外処分が下された。 そのため、サウサンプトンに代わってミドルズブラが決勝に駒を進めている。
ハル・シティはFWオリヴァー・マクバーニーを前線に起用し、MFライアン・ジャイルズ、MFリアム・ミラーらがサイドから攻撃を狙った。なお、ハル・シティに所属するMF平河悠はベンチスタートとなっている。
試合は、プレーオフ決勝らしく慎重な入りとなる。ミドルズブラがボールを握る時間を作り、ハル・シティは守備を固めながらカウンターを狙った。互いに大きなリスクを冒さず、前半はなかなか決定機が生まれない。
その中で、前半終了間際にハル・シティがチャンスを迎える。左サイドからのクロスにマクバーニーが反応し、ヘディングでゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを直撃。前半最大の決定機を生かし切れず、試合は0-0で折り返した。
後半に入っても、試合の構図は大きく変わらない。ミドルズブラはボール保持で上回りながらも、最後の局面でハル・シティの守備陣を崩し切れない。ハル・シティも耐える時間が続いたが集中を切らさず、GKイヴォル・パンドゥルを中心に失点を許さなかった。
なんとか1点が欲しいハル・シティは、76分に平河とDFコーディ・ドラメーを送り出し、サイドからの打開を図る。終盤に入ってもスコアは動かず、試合は延長戦へ突入するかと思われた。
すると、後半アディショナルタイム、ハル・シティが劇的な一撃を突き刺す。左サイドを突破した平河がクロスをゴール前へ送ると、ミドルズブラGKソル・ブリンが処理し切れず、ボールは中央へこぼれる。これに反応したマクバーニーが押し込み、ついに均衡を破った。
その後、ミドルズブラは同点を狙って前に出たが、最後までゴールを奪うことはできない。試合は1-0で終了し、ハル・シティが昇格プレーオフ決勝を制した。
この結果、ハル・シティは2016/17シーズン以来となるプレミアリーグ復帰を決めた。