日本代表は31日、キリンチャレンジカップ2026(国際親善試合)でアイスランド代表と対戦する。FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)前最後の貴重なテストマッチに、森保ジャパンはどのようなメンバーで臨むべきか。スタメン案を紹介する。[1/2ページ]
起用できる選手には限りがある
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)前最後のゲームが始まろうとしている。
31日、日本代表が国立競技場で対戦するのはアイスランド代表。10年ほど前に黄金期を迎えたチームで、現在はやや力を落とすが、W杯グループリーグ第3戦で対戦するスウェーデン代表の「仮想」と考えれば、意味のある90分間になりそうだ。
そういった意味でも色々なことを試したいところだが、あくまでも本番はW杯。特にコンディション面に不安を抱えながら合流した選手に関しては、当然ながら無理をさせる必要はないだろう。
また、招集メンバー26人のうち10人は、29日に合流したばかり。中2日で長時間プレーすることは現実的でも理想的でもなく、彼らの起用もまた、慎重にならなければならない。
今回は、そうした点を踏まえながらスタメン案を考えていきたい。
GKは鹿島アントラーズのJ1制覇の立役者になった早川友基。セービング能力の高さはもちろんのこと、足下の技術もピカイチ。アイスランド代表戦に関しては、大迫敬介との争いになるはずだが、より経験値の浅い早川にチャンスが与えられるべきだ。
3バックの右は渡辺剛。同選手については、始動日から合流しているかつ、コンディション面にも不安はない。スタートから使わない手はないだろう。
中央は、31日のゲーム限定で復帰した吉田麻也。元キャプテンの起用に関しては森保一監督が明言しているため、出場時間こそ不透明だが、ピッチに立つだろう。
そして左は伊藤洋輝だ。ただ、同選手は合流が遅いかつ、コンディション面に不安を抱える一人であるため、前半のみで冨安健洋や鈴木淳之介との交代という流れが理想だろう。
ボランチは板倉滉の抜擢を。足りないシャドーはどうなる?
ダブルボランチの一角は主将・遠藤航。彼についても森保監督がすでに起用を明言している。リヴァプールで戦列復帰できないままシーズンを終えただけに、まずは試合勘などを取り戻したいところだ。
その遠藤の相方には板倉滉を推す。
W杯に臨む日本代表メンバーを見ると、ボランチの数に不安がある。鎌田大地、遠藤、田中碧、佐野海舟の4人で回すことになるが、鎌田はシャドーでも計算でき、場合によっては3人でローテーションを組む場合も。誰か1人にアクシデントがあると、かなり厳しくなる恐れがある。
森保監督はメンバー発表会見で、瀬古歩夢や板倉もボランチ経験があるため、数について不安はないと語った。仮にそう計算しているならば、やはりここで板倉は試しておくべきだ。
本来は、所属するル・アーブルでボランチとして素晴らしい活躍を見せている瀬古を見たかったところだが、同選手は前日練習を途中で切り上げており、状態が不安。試運転するなら板倉に限られた形になる。
右ウィングバックは菅原由勢。W杯本番に向けて、アピールしなければならない一人だ。
左ウィングバックは中村敬斗。三笘薫不在は確かに痛手だが、中村も実力的に大きく劣っているわけではない。しっかりと存在を示してほしいところだ。
シャドーは人材が限られる。鎌田は不在。久保建英、後藤啓介、塩貝健人は合流が遅く、鈴木唯人は鎖骨骨折の影響で、対人メニューを消化できていない。彼らの起用は難しいと見ていいだろう。
そうなると、右シャドーの適任は堂安律だ。そして左は、合流が遅いながらも森保監督が起用を明言した伊東純也だ。後者に関しては、前半のみの出場という線が妥当だろう。
CFは小川航基だ。所属クラブで苦しんだだけでなく、代表でも上田綺世の圧倒的な存在感を前にやや影が薄れている。ここでチャンスを与えられるべき一人だ。


