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日本代表戦を控えるスウェーデン代表、国会議員が選手批判の“前代未聞の騒動” 同国代表MFは怒り「サッカーを知らないのに」

text by 編集部 photo by Getty Images
スウェーデン代表

【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループF第2節、オランダ代表対スウェーデン代表の試合が現地時間20日に行われ、スウェーデンが1-5で敗れた。スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』は21日、この大敗を受けて国内で異例の騒動が起きていると報じている。

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国会議員が選手批判の“前代未聞の騒動”し

 初戦でチュニジア代表に5-1で快勝したスウェーデンだったが、オランダ戦では守備が崩壊。大量失点の中で批判の矛先が向かったのが、DFイサク・ヒエンだった。

 同メディアによると、ヒエンは試合後、オランダの最初の2得点に絡む自身の対応について反省の言葉を口にしていたという。そうした中、スウェーデンの国会議員アンニカ・ストランドヘル氏が自身のSNSで、同選手について「もう二度と代表でプレーすべきではない」とする趣旨の投稿を行った。

 この投稿はスウェーデン国内で波紋を広げた。ストランドヘル氏はその後、投稿を削除し、現地紙『Expressen』に対して「否定的な対話に加担する意図はなかった」と説明したという。しかし、代表チーム内からは強い反発の声が上がっている。

 MFイェスパー・カールストロムは、チームメイトであるヒエンを擁護した。同選手は「ネガティブなコメントには慣れている」としながらも、行き過ぎた批判には不快感を示している。

 カールストロムは、ヒエンがセリエAでプレーするトップレベルのセンターバックだと強調した上で、失点やミスは1人だけの責任ではないとも語っている。「ゴールやミスが起きる時は、1人の選手だけがミスを犯すのではなく、たいていはいくつかのミスや判断が連続して起きる」と説明し、「5点を許さないために、ピッチにいた全員がもっと良くできた」とチーム全体の問題として受け止めた。



 また、公人である政治家がSNS上で選手を強く批判することへの責任にも言及した。カールストロムは、誰が発信したのか詳しくは知らないとしつつも、「明らかにサッカーを知らないのに、あのような厳しいコメントを書くのはおかしい」と述べた。

 なお、スウェーデンを率いるグレアム・ポッター監督は、23日に行われた会見で、「私はヒエンを愛している。誰が何と言おうと気にしない。私がいる限り、彼はプレーする」と、選手を擁護する姿勢を示している。

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