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ルール違反なの? 中村敬斗が試合中にソックス履き替えで話題。ソックスを短く履いたり、穴をあけたりするのはなぜ?

text by 編集部 photo by Getty Images
スウェーデン戦で問題になった、日本代表 中村敬斗のソックス

普段はソックスを短くして履く中村敬斗だが…【写真:Getty Images】



 日本代表は日本時間6月26日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループステージ最終節でスウェーデン代表と対戦した。この試合では、中村敬斗がソックスの履き替えを命じられる珍しい場面が発生。さらに、田中碧のソックスに穴が開いている様子が映し出され、話題となった。実は近年、ソックスを短く履いたり、穴をあけたりすることは珍しくない。

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中村敬斗だけじゃない?ソックスを短く履いたり、穴をあけたりする理由とは

 中村敬斗は普段からソックスを短く着用してプレーしているが、この試合では前半にレフェリーから着用方法について注意を受けたとみられる。その後、ソックスを上げた中村だが、ふくらはぎ部分に複数の穴があいていることが中継映像でも確認された。

 さらに58分には、主審からピッチの外へ出るよう命じられ、ソックスを履き替えるよう指示された。ピッチに戻ってきた際にはソックスを上まで上げた状態でプレーを再開。

 田中碧のソックスにも同様に裂けたような加工が施されている様子が映し出され、この試合で解説を務めた本田圭佑氏も中継で「田中さん、ソックスめっちゃ破けてません?」、「まじで?うそやん。わざと?ファッションじゃなくて?」と驚きの声を上げる場面もあった。

 実は、ソックスに穴を開けたり、短く着用したりするスタイルは、近年のサッカー界では珍しくない。

 中村は以前、自身の公式サイト「Keito-ism」で「足がつりやすい体質で、長い間そのことに悩み続けてきたからです」と説明。ふくらはぎへの圧迫を和らげることで、足がつるリスクを軽減するためにソックスを短く着用していることを明かしている。

 同様の理由から、海外でもソックスに切れ込みや穴を入れる選手が見られるようになり、ジュード・ベリンガムやブカヨ・サカ、カイル・ウォーカーらも実践していることで知られる。ふくらはぎへの圧迫を軽減し、筋肉の張りや血流への影響を和らげる狙いがあるとされている。



 では、穴を開けたり、ソックスを下げたりすることはルール違反なのだろうか。

 FIFAおよびIFAB(国際サッカー評議会)の競技規則では、「ソックスに穴を開けてはいけない」、「ソックスを下げて着用してはいけない」という規定はない。

 一方で、すね当てはソックスで覆われていなければならず、ソックスの外側に巻くテープや外から見える素材には色の規定がある。そのため、すね当てが露出したり、穴から異なる色のインナーが見えたりした場合には、審判から修正を求められることがある。

 今回、中村がソックスの履き替えを命じられた理由は明らかになっていない。ただ、競技規則ではソックスに穴を開けることや下げて着用すること自体は禁止されておらず、穴そのものが問題だったとは断定できない。

 一方で、すね当ての着用状態や、外から見える素材・色などは競技規則で定められており、それらを確認・修正するための対応だった可能性も考えられる。

 一見すると不思議にも映るソックスの着用方法だが、その背景には、少しでも良いコンディションでプレーしたいという選手たちの工夫がある。

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