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正直、三笘薫や久保建英がいる試合を見たかった。言い訳にはならないが日本代表が尽くしたベスト。ブラジル代表相手に奮闘

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka
ブラジル代表戦のサッカー日本代表

ブラジル代表戦に臨んだサッカー日本代表【写真:田中伸弥】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32で、日本代表はブラジル代表相手に1-2で敗れた。今大会は、相次ぐ主力離脱という逆境の中でチーム力を維持し続けた総力戦として、その価値を示した一戦でもあった。

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相次ぐアクシデントでも崩れなかったチーム力

 ブラジル相手に健闘を見せたものの、またしても決勝トーナメントで勝利をつかむことはできなかった。しかし、今大会は思わぬアクシデントの連続となったことを忘れてはならない。

 昨年12月には、シャドーの絶対的主力であった南野拓実が左膝前十字靭帯断裂の大怪我によりメンバーから外れた。

 さらに大会直前には三笘薫が負傷し招集外に。加えて、キャプテンの遠藤航が初戦の3日前にチーム離脱と代表引退を発表するという大きな痛手に見舞われた。

 そして極めつけは、オランダ代表戦で久保建英が負傷し戦線離脱を余儀なくされたことだった。



 これだけの主力を欠く中で迎えたブラジル戦での戦いぶりは、決して悲観すべき内容ではない。むしろ、起用可能な戦力を活かして着実にゲームプランを遂行し、強豪相手にも互角に渡り合う時間帯を作り出した点は、このチームの成熟を示すものだったと言える。

 結果的にベスト32で敗退となったが、今いる選手たちが持てる力を出し切った“ベスト”だった。

 このチームをもっと長く見ていたいと思わせるような完成度と結束力を築き上げたチーム関係者すべてに、敬意を表さなければならない。

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