フットボールチャンネル

日本代表・森保一監督「世界一という目標は間違っていない」 32強敗退も4年間の成長強調

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

日本代表の森保一監督
日本代表・森保一監督【写真:Getty Images】



 サッカー日本代表は29日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32でブラジル代表と対戦し、1-2で敗戦。悲願のベスト16進出はならなかった。それでも森保一監督は、大会前から掲げてきた「世界一」という目標に迷いはないことを強調し、日本代表が歩んできた4年間の成長を振り返った。

W杯全試合をライブ観戦できるのはここだけ!
今だけお得なキャンペーン実施中のDAZNで視聴する[PR]


日本代表・森保一監督が語った「世界一」への現状

 森保監督は、今大会で世界一という目標を達成できなかったことについて、まずは監督としての責任を口にした。

「世界一という目標は叶いませんでしたが、今日の試合も勝つチャンスはありました。そのチャンスをつかみ切れなかったという意味では、監督の力が一番足りなかったと思っています」

 一方で、この4年間で日本代表が着実にレベルアップしてきたという実感も示した。
「選手たちは所属クラブでレベルアップするためのチャレンジを続けてくれましたし、代表チームの力は間違いなく上がったと思います。親善試合とはいえ、これまで勝ったことがない相手に勝てるようになりましたし、試合の中でも自分たちが意図することを実践できるようになってきました」

 さらに、世界一という目標を公言し続けた理由についても説明した。指揮官は「世界一という目標は、本命として世界一になれるという意味ではありません。今はダークホースとして世界一のチャンスがあるという立ち位置です。今日も、もし勝っていればという試合はできたと思います」とコメント。


 その上で、「世界一」を掲げることには、日本サッカー全体を成長させる意味があると語る。

「世界一を目指すと公言することで、自分たちが何をしなければいけないのかを、チームだけではなくサッカーを取り巻く環境やサッカーファミリー、多くの方々に考えていただけたと思っています。今回は叶いませんでしたが、日本代表に共感し、ともに世界一を目指そうという輪は確実に大きくなったと思います」

 そして、今回の敗退は決して終わりではないと強調した。

 「今回は叶いませんでしたが、日本人は目標を立てて積み上げていくことができる国民だと思っています。これからも一歩一歩積み重ね、世界一という目標に向かって挑戦を続けていかなければいけません」

 また、日本代表がさらなる高みへ到達するためには、個々の選手の成長が不可欠だとも指摘した。

 「今回、日本の組織力は間違いなく世界に誇れるものだったと思います。ただ、その組織力をさらに生かすためには、個の力をもっともっと上げていかなければいけません。戦い方のフェーズは変わってきていますが、日本サッカー全体でさらにレベルアップしていく必要があります」

 ブラジル相手にあと一歩まで迫りながら、悲願のベスト16進出は逃した日本。それでも森保監督は、「世界一」という目標を見失うことなく、日本代表、そして日本サッカー全体が歩んできた4年間の前進に確かな手応えを示し、次なる挑戦へ視線を向けていた。

(取材:元川悦子、構成・文:編集部)

【関連記事】
英国人が見た日本代表対ブラジル代表「いつもいつも言ってますが…」「残念ながら今日は…」
ブラジル代表FWクーニャ、試合終了後に日本代表の塩貝健人を挑発
サッカー日本代表 ブラジル戦 海外メディアの反応まとめ

『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top