
冨安健洋&佐野海舟&鈴木彩艶【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)決勝トーナメント1回戦でブラジル代表にあと一歩のところで敗れてしまった日本代表。チームとして世界基準の実力を見せつけられた一方で、個人としてブラジル相手にも引けを取らないパフォーマンスを披露していた選手がいた。
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世界最高峰の舞台でも通用する個の力
敗戦後のインタビューで「世界のトップ基準に日本も間違いなく近づいてきている」と発言した森保一監督。チームとして近づいていた一面もあったが、“個”として世界基準に通用する活躍をしている選手が日本代表には3人いた。
1人目は、佐野海舟だ。日本代表の先制点のシーンは、彼の1番の持ち味と言ってもよい。
先読みしているかのようなインターセプトから世界屈指の潰し屋・カゼミーロを完全に置き去りにしたドリブルや、あのアリソンでさえノーチャンスだったシュートは、まさに世界トップクラスのプレーだったと言える。
2人目は、右CBとしてフル出場した冨安健洋だろう。森保監督が狙いとしたヴィニシウス・ジュニオール潰しを徹底的に遂行。唯一トラップからの股抜きで入れ替わってしまうシーンはあったが、それを除くと完全に振り切られた場面はなかった。
現在世界最高峰の左WGの一人と称されるブラジル代表の背番号7を抑えられたのは、冨安だからこそであり、元アーセナルの主力であることを改めて実感させられた。
最後の一人は、鈴木彩艶だ。2失点を許してしまったが、何度この男に救われたかわからないほど、好セーブを連発。特に58分のヴィニシウスのシュートは、ほんの指先でボールの軌道を変えて、ピンチを防いでいた。
選手の評価は数字が全てではないが、データサイト『SofaScore』によると、佐野(7.7)、冨安(7.6)、鈴木(7.0)と日本代表内でトップ3の数値を記録。ブラジル代表を含めても佐野と冨安に関しては、同等の評価を受けていた。
世界最高峰の舞台で主力として活躍している相手に対し、互角どころか上回るプレーを見せた3人。日本代表が世界一になるためには、これらの選手を基準にすることが最低条件というわけだ。
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